汚染区域サバイバルFPS『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』最新パッチでPS4日本語修正&Mod公式サポート。コンソール版でもModを使った遊びが可能に
デベロッパーのS.T.A.L.K.E.R. OFFICIALは6月25日、サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy(ストーカー:レジェンズ・オブ・ザ・ゾーン・トリロジー)』向けの最新パッチを配布。その中で、コンソール向けに展開されている本作が公式にModに対応したことを明かした。本作の対応プラットフォームはPS4/Xbox Oneで、ダウンロード版は現在配信中。また同時に、国内向けパブリッシャーのセガより、本作PS4版の日本語ローカライズテキストの一部不具合が修正されたことも発表されている。
『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』は、サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R. Shadow Of Chornobyl』『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』の三部作の移植版だ。オリジナル版以来コンソール向けの展開は今回が初であり、国内版についてはセガが販売を担当。作中は日本語表示にも対応している。
『S.T.A.L.K.E.R』シリーズの公式XアカウントであるS.T.A.L.K.E.R. OFFICIALは、6月25日に『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』のアップデートを実施したことを発表。その中で、本作がModサポートに対応したことを明かした。これにより、『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』を所持するユーザーにおいても、オリジナルのPC版と似たかたちで、Modを利用した遊び方が可能になるようだ。
Modを利用することで、ユーザーが作成した新しいアニメーションやテクスチャ、モデル、ビデオ、サウンドを使用して、コンソール上でオリジナルのゾーンを作ることが可能になる。ModのアップロードにはModプラットフォームである mod.io アカウントの作成が必要(英語のみ)。作成したMODをPC上でmod.ioにアップロードし、GSC Game Worldがそれを認証することで、本作でインストールしプレイ可能になるようだ。公開されているModはmod.io上で確認可能。本稿執筆時点でも、収録されている『Shadow of Chornobyl』についてはいくつかのModがすでにアップロードされていることが確認できた。
mod.ioにより公開されているFAQによると、Modは無料で利用可能。Modのインストールにはインターネット接続が必要であるが、インストールした後はオフラインでもModを利用してプレイ可能のようだ。さらにModを使用しても、実績やトロフィーには影響しないとことが明かされている。
そのほか、本作の日本語版についてはローカライズテキストの一部が表示されないといった不具合が確認されていた。5月末には『S.T.A.L.K.E.R.: Call of Prypiat』においてローカライズ修正を含んだパッチが配布されていたものの、今回のアップデートでは『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl』、『S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky』についてもローカライズ修正がおこなわれている。テキスト中が空欄になっていたところや、表示の不具合等がゲーム内でも修正されているようだ。
国内向けPS4ダウンロード版『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』は、6578円にて販売中。PS4パッケージ版は6月27日に発売予定だ。またダウンロード版については各作品2860円で個別購入も可能となっている