Steam蜘蛛vsむしけら4匹の鬼ごっこマルチ『SPIDER HOTEL』正式発表。ハエ・ハサミムシ・ナメクジ・ガミーが蜘蛛から逃げまくる
『SPIDER HOTEL』は1対4の非対称で競うマルチプレイ対戦ゲームだ。

株式会社スポークは5月29日、『SPIDER HOTEL(スパイダーホテル)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
『SPIDER HOTEL』は1対4の非対称で競うマルチプレイ対戦ゲームだ。舞台となるのはとある廃ホテル。ある日4匹の虫たちがホテルに迷い込むが、そこは恐ろしいスパイダーのすみかとなっていた。プレイヤーは4匹の虫たちとそれを追うスパイダーに分かれ、生き残りをかけて戦う。

逃げる側となる4匹の虫たちは、ハエ・ハサミムシ・ナメクジ・ガミーの4体が存在。ハエは素早く飛び回ることができ、ナメクジは透明になれるなど、それぞれ特殊な能力をもつという。スキルによってスパイダーを攻撃し、妨害することも可能なようだ。ただスパイダーに捕まってしまうと繭にされ、救助されるまで動けなくなってしまう様子。逃げに徹するか対決するか、駆け引きが問われることになるのだろう。
一方のスパイダーは闇の中に潜むことができ、さらに糸を飛ばして虫たちを捕獲することができるという。また触れると移動速度が一定時間落ちるクモの巣を設置し、罠を張り巡らせることもできる模様。そうして逃げ回る4体の虫の捕獲を目指すことになるようである。マップは複数種類が用意され、それぞれ異なるギミックが存在。またゲームモードはマルチ対戦モードのほか、ソロでも楽しめるストーリーモードを実装予定とのことだ。

本作を手がける株式会社スポークは、東京都吉祥寺に拠点を置く国内の企業だ。2007年に設立され、これまでには子ども向けのデジタル教材などを多数制作。またモバイルゲームも複数開発しており、「だんごむしコロコロ」や「おばけれっしゃ」などを制作している。Steam向けにゲームをリリースするのは本作が初めてとなるようだ。同社のこれまでの作品は子ども向けの作品という風合いが強かったが、本作『SPIDER HOTEL』はより幅広いユーザー層をターゲットにした作品になる様子。7月にデモ版が配信される予定とのことなので、興味のある方はチェックしておくとよいだろう。
『SPIDER HOTEL』はPC(Steam)向けに、2025年10月に配信予定だ。またiOS/Nintendo Switch向けにも順次対応していく予定とのこと。