注目のパワーアーマー派手バトルTPS『Warhammer 40,000: Space Marine 2』発売前なのにさっそく大盛況。Steamだけで10万人以上殺到しサーバー悲鳴
パブリッシャーのFocus Entertainmentは9月9日に『Warhammer 40,000: Space Marine 2』をリリースする。発売に先立っては、シーズンパスなどが同梱された「Gold Edition」以上のエディションで本日より先行アクセス可能。そんな本作はさっそくサーバー接続などに問題が生じるほど多くのプレイヤーを集め、人気を博している。
『Warhammer 40,000: Space Marine 2』は、三人称視点のアクションシューターだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)PS5/Xbox Series X|S。本作はGames Workshop社より展開されているウォーシミュレーション『Warhammer 40,000』が題材となっている。プレイヤーはパワーアーマーに身を包んだ宇宙海兵隊「スペースマリーン」となって超人的な能力を発揮し、ティラニッドと呼ばれる異種族の敵から帝国を救うための戦いに参加することになる。本作ではPvEキャンペーンや、最大3人協力プレイが可能。またEternal Warモードでは最大6対6のPvP対戦もできる。
本作は9月9日にリリース予定ながら、シーズンパスなどが同梱された「Gold Edition」「Ultra Edition」ではリリースの4日前から先行アクセスが可能。日本向けには9月6日午前1時から先行アクセスが解禁されている。
そして先行アクセス解禁から間もなく、「Gold Edition」以上のエディションを購入したプレイヤーによって本作はさっそく盛況を見せている。SteamDBによると、同時接続プレイヤー数はさっそく10万人を突破。ピーク時では13万4302人を記録している。
一方で、ストーリーやそれを彩るグラフィック、ほかにもゲームプレイが好評を博しつつも、Steamのユーザーレビューでは約5800件中75%の好評率である「やや好評」ステータスとなっている。というのも、ゲームがクラッシュする問題や、サーバー接続ができないといった症状が一部報告されており、そうした問題点の指摘や不満が不評レビューとして投じられているかたちだ。
この問題についてはFocus Entertainmentより、開発チームが解決に取り組んでいる最中だと明かしている。公式サイトにおいても既知の問題として取り上げられており、そのうちのいくつかは回避策が案内されている。またパッチでの修正もおこなう予定で、最初にリリースするパッチでの修正を目標としているとのこと。
ほかにも、Steamで本作を購入したにもかかわらず、Epic Online Servicesクライアントのインストールを要求されることに対する不満を述べるユーザーも見られる。Focus Entertainmentによれば、これはSteamとEpic Games間でのクロスプレイをサポートし、両ストアでのフレンドリストを同期するために必要な実装だったという。加えて、機能はあくまでオプションであり、必ずしもSteamとEpic Gamesのアカウントをリンクさせる必要はないと明言した。
まだ先行アクセスながらも大いに注目を集めている『Warhammer 40,000: Space Marine 2』。クラッシュや無限ロード、サーバー接続の問題といった課題が指摘されつつも、ゲームプレイそのものは高い評価を獲得している。先述の各種問題も、すでに開発チームが対応にあたっているとのことで、素早い修正も期待される。なお本作についてはすでにロードマップが公開されており、継続的なアップデートも気になるところだ。
『Warhammer 40,000: Space Marine 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)PS5/Xbox Series X|S向けに9月9日発売予定。国内向けにはGame Source EntertainmentよりPS5版が発売される見込みとなっている。なおシーズンパスなどが同梱されている「Gold Edition」以上では、本日より先行アクセスが可能だ。