オープンワールド原始サバイバル『Soulmask』初の大型アプデ「Evolution of Masks」配信。部族民の出撃可能人数増加、“特殊能力コピー”など新機能も盛りだくさん


パブリッシャーのQooland Gamesは7月18日、CampFire Studioが手がける『Soulmask』の大型アップデート「Evolution of Masks」を配信した。部族民の能力をコピーできる機能の追加ほか、上限レベルの解放や、出撃上限人数の撤廃、クラフト時の自動資源呼び出し機能の追加など、多岐わたるアップデートが実施されている。

『Soulmask』は、原始生活を生き抜くオープンワールド・サバイバルゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、現在早期アクセス配信中。本作では、プレイヤーは神秘な仮面の庇護を受ける「最後の一人」として生き抜いていくこととなる。何ももたない状態から探索、建築などを通して、NPC部族民たちを招集。仲間として引き入れた部族と共にコミュニティを形成し、広大なる土地に潜む謎を解き明かしていくこととなる。

そんな本作においては、7月18日に初の大型アップデートとなる「Evolution of Masks」と称した大型アップデートが実施された。まず本アップデートでは、クイックリモデル(Quick Remodel)機能が実装。この機能は三番目のボスであるキングゴリラ(Vajra Ape)を討伐することで解放される。マスクによって操作しているキャラクターが死亡した場合、リスポーンポイントや篝火で復活可能となる。復活したキャラクターはデバフを一定時間受けることになるものの、部族民を操作している場合でもキャラクターロストをせずに済むのだろう。なお、部族民を復活させる際には神秘の石のテーブルに部族民を事前に登録しておく必要がある。

さらに初期キャラクターのレベル上限が50から60へ増加。あわせて生産熟練度の上限も50から60に増加し、戦闘熟練度の上限は50から90に増加している。さらにキャラクターの初期の基礎ステータスも向上しており、中程度の追放者まで引き上げられているとのこと。これによりゲーム序盤の立ち上がりがよりスムーズになるだろう。さらに、部族民から遺伝子スキャンをすることで、その部族民が持つスキルや特殊能力を操作キャラクターにコピーすることも可能になった。レベル上限の解放とあわせて、キャラクターをより一層強化することができる。


さらに本アップデートからは、仲間にした部族民を出撃させる際、複数の部族民を出撃できるようになった。デフォルトでは3名までであるが、詳細設定で上限は変更することが可能。これにより仲間にした多くの部族民を引き連れて冒険したり、拠点を探索することなどが可能となっている。なお、この機能はソロ/LAN/プライベートサーバーモードのみとなっている。サーバー負荷を考慮し、公式サーバーでは利用できないようだ。

そしてクラフトの際、周囲の素材箱から自動で資源を呼び出すことのできる機能が実装された。使用するには、ゲーム開始前の詳細設定で「クラフト時にボックスリソースを自動的に呼び出す(”Automatically call box resources when crafting)」オプションを切り替える必要がある。この機能をオンにすることで、操作キャラクターはクラフト時に篝火の範囲内にあるすべてのボックスの材料を使用することが可能。自分の手で資源を運ぶ必要がなく、またどのアイテムが拠点内の資材で作成可能かが一目でわかるようになるため、クラフトがより快適になるオプションといえるだろう。


そのほかにも、ポータル間での素材や動物のテレポートや、AIの難易度のカスタマイズなど、本アップデートの変更は多岐に渡る。詳細はパッチノートを確認されたい。

『Soulmask』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。アップデートを記念して現在はセール中となっており、日本時間8月1日まで、定価3900円のところを10%オフの3510円にて購入可能だ(いずれも税込)。