プレイ中に“レーンが増える”リズムゲーム『シクスターゲート・スタートレール』Steam版がついに正式リリース。見た目はかわいくても歯ごたえありな、マルチ対応音楽ゲーム
Starlikeは2024月12月31日、『シクスターゲート・スタートレール』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。ゲーム内では日本語に対応している。
『シクスターゲート・スタートレール』は縦落ち型のノーツで進行するリズムゲームだ。ゲームでは、上から降ってくる4つ、もしくは6つのノーツをタイミングよく入力する比較的オーソドックスなリズムゲームの流れとなっている。しかし、本作では楽曲の途中でゲートが開き、ノーツを打つレーンの数が増加される「ゲートシステム」を採用。楽曲中に増減されるレーンに気を配りながら、的確にノーツを打つ必要があるのだ。
本作には多数の楽曲が収録されており、さまざまなタイプのものが用意されている。「Life is PIANO」、「CO5M1C R4ILR0AD」など、本作以外のリズムゲームにも収録されているリズムゲームプレイヤーに人気の楽曲が登場。ほかにも『BEMANI』シリーズをはじめ、数多くのリズムゲームや、『ブルーアーカイブ』などの作品に楽曲を提供する作曲家陣が手がける、本作オリジナル楽曲が収録されている。そのほか、「東方Project」の二次創作楽曲や、『WACCA』の楽曲などを追加するDLCも販売されている。
本作には、4つの基本レーンで遊べるLUNARモードと6つの基本レーンで遊べるSOLARモードが存在し、同じ楽曲でもプレイフィールを変えてゲームを遊ぶことができる。また、通常モードのほか、他のリズムゲームでいうところの「段位認定」が遊べるモードもあり、ゲーム内ポイントを消費して、高ランク帯を目指すことも可能だ。また、Steam版ではソロプレイだけでなく最大9人で一緒に楽曲を遊ぶことができるマルチプレイにも対応。ひとりでもみんなでもさまざまなモードで楽曲が遊べるかたちだ。
本作を手がけるのは韓国に拠点を置くStarlikeだ。本作はLyrebird Studioによって2021年11月に早期アクセス配信を開始。その後、2021年12月に本作の開発者とDongseo InnoBizが合流するかたちでStarlikeが設立され、以降はStarlikeが開発元として制作が続けられているようだ。
本作Steam版では、レーン数が変化するという一風変わったゲームプレイや、UIのカスタマイズ性の高さなどから、ユーザーレビューにて約1260件のうち92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また本作については、2023年3月には新たなタイプのノーツや、ストーリーを楽しめるアドベンチャーモードなどの独自要素を追加したNintendo Switch版が発売。そしてこの度2024年12月31日に本作のSteam版が正式リリースとなった。
正式リリースのタイミングで配信されたアップデートでは、新規楽曲が14曲追加されたほか、ソロで遊ぶことができるアドベンチャーモードが追加。本作のナビゲーターであるシイと謎多きシクスター星系を旅する話が楽しめるようだ。アドベンチャーモードで楽しむことができる楽曲も追加されている。なお正式リリース後もアップデートは続ける予定とのことで、さらなる改善やコンテンツ追加も期待されるところだ。
『シクスターゲート・スタートレール』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中だ。