無料もふもふ春探しゲーム『ドロチェの箱庭』Steam版発表。寒さに負けずにちいさな春を集めてぬくぬく、ときたま泥酔

tamazusa氏は4月11日、『ドロチェの箱庭』Steam版を発表。本作は厳しい冬を耐え抜いて春を目指すシミュレーションゲーム。今年3月に公開されたブラウザ版に要素が追加されるという。

個人ゲーム開発者のtamazusa氏は4月11日、『ドロチェの箱庭』Steam版を発表した。本作は無料で配信される見込みだ。

『ドロチェの箱庭』は、厳しい冬を耐え抜いて春を目指すシミュレーションゲームである。舞台となるのは冬の世界に包まれてしまった箱庭。プレイヤーはそんな箱庭で暮らすジャッカロープのドロチェとして、神さまの命令により春を呼ぶことになる。1周の想定プレイ時間はおよそ15分ほどの短い作品だが、絵本のようなかわいらしい物語を味わうことができるだろう。

ゲームは4つある施設のいずれかを選択することで進行する。1日の行動回数には制限があり、各施設で生産できる資源をうまく集めることで春を呼ぶことができる。また、日数に応じて小さな目標が設けられていることもある。期日までに目標を達成できなかった場合は春を呼ぶことに失敗してしまい、箱庭は永遠に冬に包まれてしまう。絵本のようなかわいい世界観でも、冬はとても厳しいものなのだ。

春を呼ぶためには画面右下の「春」ゲージを6000まで溜める必要がある。春ゲージの上昇には春探しで獲得できる「ちいさな春」か、ドロチェに協力してくれる龍神ハナサカが作る「ハナサカの花芳」が必要だ。ただし、春を探す前にまずは「あたたかさ」を保たなければ凍えて冬に負けてしまう。「あたたかさ」は薪割りで高めることができ、「ぬくぬく」や「ぽかぽか!」状態であれば作業効率も増す。できる限りぬくぬく以上を保ちたいところだ。

また、ハナサカを手伝って「花酒の味見」をすると、春探しの効率を高められる「春よびの祈り」が入手できるが、「よっぱらい度」も上昇してしまう。「よっぱらい度」は日数経過かハナサカの手伝いをすることで回復できる。よっぱらい状態では「あたたかさ」が倍の速度で減少していくため、飲み過ぎには注意が必要だ。

こうした春探しをしている間、時おり箱庭を冬で包み込もうとする「だれかの泣く声」が聴こえてくることがある。こちらは各施設で入手できる「おまもりの歌」を一定数集めることで防ぐことができる。もしも「おまもりの歌」が足りない場合は、箱庭が冬に包まれてしまう。

本作を手がけるのは開発者のtamazusa氏、アート面を担当した犬飼/さかなのマーチ氏、サウンド面を担当したましゅ氏の3名。ゲーム開発の際、ジャンルの垣根を越えた即席チーム結成を支援するコミュニティ「unity1week Team-Up!!」で集まったチームで、チーム名は「毛玉のもふもふ箱庭屋」となっている。本作のブラウザ版は3月11日に無料で公開されており、Steam版ではコントローラー操作やSteam Deckに対応するほか、追加要素も加わるとのこと。

ドロチェの箱庭』Steam版は2026年4月中に無料配信予定だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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