塔登りローグライクアクション『シルケンシャフト』Steamにてお披露目。宇宙を目指してひたすら上へ、スタイリッシュ駆け登りゲーム

創作系サークルのMYOJO WORKSは3月6日、『シルケンシャフト(SILKEN SHAFT)』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに開発中。ストアページ上では、2025年リリース予定と記載されている。
『シルケンシャフト』は、主人公をモジュールで強化しながら宇宙を目指して塔を登る、ローグライク2Dアクションゲームである。本作の舞台となる少し先の未来では、人類が宇宙に進出していた。しかし宇宙に進出した先端企業は、地上を汚染し。搾取を実施。世界は天と地の二つに分断されつつあった。宇宙企業によって体を奪われたサイボーグのイヴリンは、二つの世界を繋ぐ唯一の道を進んでいく。かつての友も立ちはだかるという、軌道エレベーター「シルケンシャフト」を登る過酷な旅路が繰り広げられる。
イヴリンの旅は、ローグライク×クライミングの2Dアクションゲームとして展開される。本作でイヴリンは、宇宙へと続く軌道エレベーターを壁走りで縦横無尽に進む。しかし、空へと伸びる道には無慈悲なロボット兵器たちや巨大なボスが待ち構えている。イヴリンは移動手段としても使えるブーストキックや、相棒の自律攻撃ユニット「ウィスプ」によって戦闘可能。本作では敵と戦いながら、宇宙を目指していくわけだ。
またイヴリンはレベルアップすると、スキルが獲得できる。スキルとしては「快速ウィング」ではブーストキックのダメージなどを下げる代わりに速度が上昇、「冷却回路」ではバッテリー回復効率が向上、「EXPバキューム」では経験値回収範囲が広がる。スキルは射撃/格闘/電池/経験値/移動など8種類のカテゴリが存在。電池系スキルを4つ取得すると、セット効果として「電撃攻撃」が発動するといったシステムも予定されているという。スキルの取得によってビルドを構築しながら、塔を進むのだろう。なお道半ばで倒れてしまった際には、持ち帰った装備で初期性能を底上げして再挑戦できるそうだ。
本作を手がけているMYOJOWORKSはゲーム/アニメ/実写(特撮)などなんでも作るという創作系サークルだ。過去のゲーム作品としては、『映り変わって カラテレビ』『RE:ッターン!』などがブラウザ向けに公開中。2023年には2Dパズルアクションゲーム『トキノ降水区』をPC向けにリリースしてきた。
そして本作『シルケンシャフト』では、体験版がBOOTH、β版がブラウザ向けにunityroomにて公開中。東京・吉祥寺にて3月8日より2日間開催されるイベント「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025」にも出展予定であるそうだ。
『シルケンシャフト』は、PC(Steam)向けに開発中だ。