『サイレントヒル2』リメイク版、初アプデで「逆側から覗き穴を覗いちゃう」進行不能バグさっそく修正。病院の怪現象にメス


コナミデジタルエンタテインメントは10月21日、『SILENT HILL 2(サイレントヒル2)』に向けて最新アップデート「パッチ1.04」を配信開始。進行不能に陥りうるバグなどが修正されている。

本作は、2001年にPS2向けに発売されたサイコロジカルホラーゲーム『SILENT HILL 2』のリメイク版だ。舞台となるのは、霧の街サイレントヒル。亡き妻からの手紙を受け取ったジェイムスは、2人の思い出の地であるこの街で彷徨い、現実とは思えない世界へと迷い込むこととなる。リメイク版の開発を手がけるのは、ホラーゲーム『Layers of Fear』シリーズや『The Medium』などを手がけたポーランドのスタジオBloober Teamだ。


今回のアップデートでは多岐にわたるバグ修正や調整が実施。このなかでは、ブルックヘイヴン病院にて発生していた「逆側から覗き穴にインタラクトするとジェイムスが反対側に移動してしまう不具合」が修正となった。ブルックヘイヴン病院では、とあるドアの覗き穴を“本来とは逆の位置”から覗けてしまう不具合が存在。覗き終わるとドアの向こう側にワープしてしまい、状況によっては進行不能となっていた。発生すると、発生前のセーブデータをロードすることでしか対処できないバグとなっていた。今回のアップデートにて、当該バグがさっそく修正された格好だ。

*視聴の際はネタバレに注意されたい


このほかブルックヘイヴン病院のバグとしては、「ブルックヘイヴン病院へと入っていくローラに対し左側の茂みの方から接近するとジェイムスがマップ上から落下してしまう不具合」なども修正。病院でゲームで意図されていない怪現象が起こる心配はなくなっているだろう。

なお今回のアップデートでは、バブルヘッドナースのスカートの変形の改善や、最終ボス戦における入手アイテム関連の上方修正など、細かい部分も含めて多岐にわたる変更が実施されている。詳細は公式パッチノートを確認されたい。

『SILENT HILL 2(サイレントヒル2)』リメイク版は、PS5/PC(Steam)向けに発売中。