銃でぶっ飛ぶスタイリッシュガンアクション『Shotgun Cop Man』5月2日配信へ。弾数管理しつつ高速機動&敵撃滅、『My Friend Pedro』開発元が贈る
Devolver Digitalは4月14日、『Shotgun Cop Man』を5月2日にPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売すると発表。本作は銃の反動を活かしてステージを進むシューティングアクションゲームだ。

パブリッシャーのDevolver Digitalは4月14日、『Shotgun Cop Man』を5月2日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch。ゲーム内は日本語表示にも対応する。
『Shotgun Cop Man』は横スクロールのシューティングアクションゲームだ。プレイヤーは正義の執行官「Shotgun Cop Man(ショットガン・コップマン)」となり、サタンを逮捕するために地獄への道を突っ走ることとなる。主人公もサタンも、シンプルな胴体にリアルな顔という奇抜なキャラクターデザインが特徴。開発元によると、ゲームの核となるフロー感を最大限高めるために、ビジュアルをあえてシンプルにすることで「認知負荷」を減らしているという。
本作では「武器が翼となる」ことが最大の特徴だ。主人公はその名の通りショットガンを片手に持っており、もう片手にはピストルといった別の銃を携えている。このショットガンと別の銃は、それぞれ敵を撃つのに使えるほか、ショットガン・コップマンの移動にも役立つ。たとえば、ショットガンの反動を利用すれば、空高くジャンプしたり、空中で方向転換したりといった空中機動が可能となる。ショットガンよりも反動が弱いピストルでは、小さくジャンプして敵の弾を避けたり、空中でホバリングしたりといったアクションが可能だ。
ただし、ショットガン・コップマンは自らジャンプ・ダッシュなどの動きはできない。これらの動きのためには必ず逆方向に発砲する必要があるわけだ。また、銃器の弾数に制限はないものの、リロードするためには地上に接地している必要があり、空中で撃ち尽くしてしてしまうと制御できなくなってしまう。各ステージではトゲやレーザーなどの罠があるほか、多数配置されたサタンの手下たちも遠距離からこちらを狙ってくる。銃の反動を利用したスタイリッシュな機動と、素早く正確な敵の殲滅の両方を意識しながらステージクリアを目指すのだ。


そんな本作が5月2日に発売されることが発表された。本作は2月よりデモ版が配信されており、Steamユーザーレビューでは、223件のうち98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。デモ版の段階でステージの即時リスタート機能のほか、「全滅」「スピードラン」「ノーダメージ」といったチャレンジ要素を、一度ですべて達成する「オールインワン」チャレンジが追加された。さらに製品版においては、150以上のステージが収録され、プレイヤーがカスタムステージを作成できるレベルエディタも実装される。作成したステージはSteamワークショップにて共有可能だ。
本作を手がけるのは、スウェーデンを拠点とするインディーデベロッパーのDeadToast Entertainmentだ。同スタジオは、2019年にスタイリッシュガンアクション『My Friend Pedro』をリリースして大ヒットを記録(関連記事)。また同作は、Steamユーザーレビュー2万3000件以上のうち、96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。しかしながら、DeadToast Entertainmentによれば、同作にはかねてより追加コンテンツやレベルエディタを要望する声がありつつも実現するのは困難であったという。『Shotgun Cop Man』では、そうした要望を受け止め、開発の初期段階からレベルエディタを実装したとのことだ。本作発売後のユーザー作成コンテンツの盛り上がりにも注目されるところだろう。
『Shotgun Cop Man』はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに5月2日発売予定だ。なおNintendo Switch向けには現在海外向けストアページのみが公開されている。