『ステラーブレイド』開発元Shift UpがPS5 Proを全社員に現物支給、おまけにボーナスも支給。新年早々大盤振る舞い
PS5向けに販売されている『ステラーブレイド(Stellar Blade)』開発元のShift Upは1月6日、公式Xアカウントにて同社の新年イベントの様子を公開した。同社は全社員に向けて、ボーナスに加えPS5 Proを支給したようだ。Naverなどが報じている。
Shift Upは、『ステラーブレイド』を手がける韓国のゲーム開発会社。同作は侵略者から地球を取り戻すために戦うアクション・アドベンチャーゲームだ。ネイティブと呼ばれる敵が突如出現した世界にて、コロニーから降り立った兵士イヴとして、アダムやリリーといった仲間と協力しつつ、ネイティブに立ち向かう物語が描かれている。
Shift Upは『勝利の女神:NIKKE』『デスティニーチャイルド』といったスマートフォン向けタイトルを主に手がけていた。しかし『ステラーブレイド』にてコンソール向けゲームのデビューを果たしていたわけだ。
そんなShift Upが社員向けの新年イベントを開催したようで、その一部がX(旧Twitter)上に公開されている。添付された画像には、同社のロビーと思しき箇所に山積みにされたPS5 Proが写っている。投稿文を見るに、社員全員にPS5 Proが支給されたようだ。また投稿にもうひとつ添付された動画では、各社員がPS5 Proを受け取っていたり、『ステラーブレイド』のキャラのイヴ、リリー、『勝利の女神:NIKKE』のラピやバイパーのコスプレをしている人も見られたりなど、賑やかな様子が収められている。
またNaverがShift Upの関係者発言として伝えるところによれば、PS5 Proの現物支給にあわせて、500万ウォン(約54万円)のボーナスも全社員に支給されたという。Shift Upの社員数は2024年第3四半期時点で311名と伝えられており、韓国でも約12万円の価格となっているPS5 Proとあわせると、総額で約2億円にのぼるとみられ、太っ腹な支給となったようだ。
『ステラーブレイド』は高い評価を得ており、2024年4月の発売後約2か月時点で売上が100万本以上となったことが推計されていた。また昨年11月には『ニーアオートマタ』とのコラボDLCが配信されるなど、発売後も継続的に新展開がおこなわれている。売上は好調とみられ、大盤振る舞いのボーナス支給に繋がったのだろう。なおこうしたボーナスには、社員に対する称揚の意図があるそうだ。
ちなみに、2021年に『ステラーブレイド』が「Project Eve」として開発されていた際にも、Shift UpではPS5のプレゼントがおこなわれていたと報じられていた。2021年当時は260名の社員全員にPS5を配っていたようで、今回は発売されてまもないPS5 Proがさっそく配られるかたちで、約3年振り2回目のPS5現物支給となった。なおPS5の発売当初の価格は約5万円で、総額約1300万円。こうした太っ腹なボーナスで社員がゲームに触れやすい環境が作られてきたことも、『ステラーブレイド』などの人気作が生み出された秘訣なのかもしれない。
『ステラーブレイド』はPS5向けに販売中だ。なおShift Upが投資家向けに明かすところによると、Steam版は2025年内の発売予定とされている(関連記事)。