工場自動化ゲーム『shapez 2』早くも売上15万本突破。生産ライン構築工場ゲーム、新作もめちゃ売れる


パブリッシャーのゲームラゲームズは8月19日、tobspr Gamesが手がける自動化工場建設ゲーム『shapez 2』の売上が15万本を突破したと発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応。早期アクセス配信開始から1週間足らずでの大台達成となり、開発元CEOも喜びのコメントを発表している。

『shapez 2』は、2020年発売の工場建設ゲーム『shapez』の続編だ。プレイヤーはとある小惑星を舞台に工場の生産ラインを設計。幾何学図形で表現される資源を生産し、自動化をおこなっていく。

本作にはいわゆるコストやリソースといった概念が存在せず、プレイヤーは思いのままに工場の建設をおこなうことができる。生産すべき製品は幾何学の図形として抽象化されており、カットしたり重ねたり、色を塗ったりすることが可能。目的の形の図形を効率的に生産するため、生産ラインを設計していく。

前作からの変更点としては、まず2Dから3Dグラフィックに刷新。これにより多層的な工場建設が可能になっている。ほかにも液剤と呼ばれる液体の資源や、列車による宇宙ステーション間の運搬、作った設計を保存・読み込みできるブループリント機能といった新要素が導入。自由度や奥深さなどが高められている。

本作は、PC(Steam)向けに8月15日に早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは約2850件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。前作『shapez』も「圧倒的に好評」ステータスを得ており、人気作が正統進化した続編として好評を得ているようだ。また本作の同時接続プレイヤー数を見てみると、これまでのピーク時には約1万8800人を記録。非常に多くのプレイヤーを集めている。またリリースから連日数字を伸ばし続けており、今後さらに記録を伸ばしそうな勢いである。(SteamDB)。


そうして人気を集めている本作の売上が15万本を突破したことが今回報告された。早期アクセス配信開始後、最初の週末で早くも大台を達成したとのことである。また開発元のtobspr GamesのCEO氏であるTobias Springer氏は売上の報告とともにコメントを発表。本作のローンチの成功に驚き、また感激しているという。早期アクセス期間中はフィードバックに耳を傾け、より満足度が高く楽しめるゲームになるよう努めていくので、安心してほしいとのことである。

ちなみに本作の早期アクセス期間は最低でも6か月以上となる予定。ゲームはすでに主要な機能が実装されており、ひと通りのコンテンツは遊べる状態という。今後は数か月ごとに大型アップデートを配信し、新要素を追加していく予定とのことだ。ちなみに人気を集めた前作『shapez』は、これまで65万本を売り上げているとのこと。好調なスタートを切った本作も今後さらに売り上げを伸ばし、前作の記録に迫っていくことが期待できそうだ。

『shapez 2』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。価格は税込2800円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、8月30日まで20%オフの税込2240円で購入可能だ。