工場建設ローグライトタワーディフェンス『ShapeHero Factory』さっそく人気上昇中。“汚い工場ラインでも何とかなる”、一期一会工場づくりが評判


アソビズムは11月6日、『ShapeHero Factory(シェイプヒーローファクトリー)』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。早期アクセス配信開始後さっそく人気を博しており、今後のアップデートにも大きな期待が寄せられている。

『ShapeHero Factory』は、工場によるヒーロー大量生産で大災厄に立ち向かう、工場建設ローグライトタワーディフェンスゲームである。本作は工場ゲームの “序盤の楽しさ”を何度も繰り返し楽しめることをコンセプトに掲げている。周回の度に1から工場を建設するローグライト形式が採用されており、工場運営系ジャンルの序盤に特有の忙しさを何度でも楽しめることが特徴だ。毎回生産できるヒーローや施設も変化するため、リプレイ性の高いプレイが楽しめる。

プレイヤーの目的は、大災厄にあらがうためヒーローを“生産”すること。本作では、大災厄の眷属たちがゲートを破壊しようとウェーブ形式で襲いかかってくる。大災厄の襲来に対して、プレイヤーは工場を整備し、戦闘を担うヒーローを生産。効率的な工場ラインを整備しつつ、強力なヒーローを作り出し、大災厄からの熾烈な防衛戦を繰り広げていく。

本作は11月6日に早期アクセス配信を開始した。本作は早期アクセス配信開始後さっそく人気を集めており、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で約73件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビューの母数はまだ少ないものの、着実に好評を集めている格好だ。またSteamDBによれば、ピーク時同時接続プレイヤー数を伸ばしており、最大で約2000人を記録するなど好調な滑り出しを見せている。

レビューにおいても工場建設、ローグライト、タワーディフェンスの良い所を組み合わせたコンセプトは、同ジャンルそれぞれに慣れ親しんだプレイヤーにとっても新鮮でやりごたえのある体験になっているとして高く評価されている。また短いスパンでリセットされることから“汚い工場ライン”でも攻略に困らないといったカジュアルさも持ち味として評価されている様子。ほかにも紙のような質感とインクを基調としたアートワークや、かわいらしいヒーローの外見といったデザイン面も好評を博している。


なおユーザーレビューにおいては、リソース管理要素やユニット間のバランスなどについて、課題点とする声もみられる。このほか早期アクセス配信が開始されたばかりということもあり、今後のボリュームアップについても期待されているようだ。

本作の早期アクセス期間は最低4か月が予定されているが、フィードバックを元に追加の開発が必要と判断された場合は期間の延長も検討されるという。正式リリースまでには新たな研究ツリーやヒーロー、レリック、イベントの追加アップデートなどが予定されている。フィードバックを重視する開発方針も掲げられており、Steamコミュニティ上やDiscordなどでフィードバックが受け付けられている。今後のアップデートでのブラッシュアップにも期待したい。

『ShapeHero Factory』はPC(Steam)向けに、現在早期アクセス配信中。通常価格は税込2100円で、11月20日まで10%オフの税込1890円で購入可能だ。正式リリース時には値上げも予定されているため、興味のある人は今のうちに購入しておくとよいだろう。