最大4人協力・ローグライト×MOBA『Shape of Dreams』売上10万本突破。奥深ビルドが人気の新興スタジオ初作品、リリースから24時間でスピード大台到達

Lizard Smoothieが手がける『Shape of Dreams』について、9月13日に売上が10万本を突破したと発表された。

NEOWIZは9月13日、Lizard Smoothieが手がける『Shape of Dreams』の売上が10万本を突破したと発表した。リリースから24時間での大台達成となったそうで、勢いを見せている。

『Shape of Dreams』はアクションローグライト要素とMOBA要素が融合した作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、最大4人協力プレイに対応している。本作の舞台となるのは、夢と現実の中間にあるという「急流」と呼ばれる世界。プレイヤーはプレイアブルキャラである8人の旅人から一人を選び、8つの世界を巡ってモンスターを倒していく。

ゲームプレイは見下ろし視点で進行。4つまで装備できるアクティブスキル(記憶)と、さまざまなパッシブ効果を活かして戦闘をおこなっていく。スキルはエッセンスを3つまで付与し、効果を強化することが可能。キャラクターごとに異なる初期スキルと、ランダムで手に入るスキルやエッセンスを組み合わせてビルドを構築し、自分だけの戦闘スタイルを作り上げるのだ。

本作は昨年5月にデモ版が配信され、9月11日にリリースされた。リリースされるとさっそく人気を集め、新興スタジオの初作品ながら、発売初日から2万人を超える同時接続プレイヤーを集める盛況に(関連記事)。さらにその後も順調に数字を伸ばし、本稿執筆時点ではピーク時に約4万5800人の同時接続プレイヤー数を記録している(SteamDB)。

そんな『Shape of Dreams』の売上が10万本を突破していたことが発表された。販売開始から24時間での大台達成となったという。また発表にあわせて、開発スタジオのLizard SmoothieのCEOである Eunsop Shim氏はコメントを発表。それによると、デモ版の配信以来、多くのファンに支えてもらっていることに感謝しているとのこと。今後もコミュニティのフィードバックを取り入れ、アップデートを続けていきたいと語っている。

本作は多くのプレイヤーを集めているが、発売直後はレビュー評価が伸び悩んだ。「デモ版から仕様が変わりゲームバランスが厳しくなった」とする不評レビューが多く投稿され、一時はSteamユーザーレビューのステータスは「賛否両論」に。しかしリリース当日である9月11日中にはゲームバランスを調整するパッチが配信され、翌12日にもアップデート。ユーザーレビュー評価は上昇傾向に転じ、本稿執筆時点では約2900件中80%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。

さっそく多くのプレイヤーを集め、開発元の素早い対応により評価も上向いている『Shape of Dreams』。勢いを見せている本作のさらなる盛り上がりに期待したい。

『Shape of Dreams』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、9月25日まで定価の20%オフとなる税込2240円で購入可能だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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