『シャドウバース ワールズビヨンド』9月29日に初のバランス調整実施へ。ドラゴンの「リュウフウ」と、ネメシスがそれぞれ強化

『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』にて、初のカード能力変更が実施される。

Cygamesは9月26日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』の最新情報を公開した。9月29日のメンテナンス時には初のカード能力変更が実施予定。ドラゴンと人形ネメシスの強化が行われるようだ。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、Cygamesより配信中のデジタルTCG『Shadowverse』の完全続編となる、対戦型のカードゲーム作品だ。本作では基本的な仕組みを踏襲しつつ、新たに超進化や後攻用のエクストラPPを追加。8月28日からは、第3弾カードパック「絶傑の継承者 / Heirs of the Omen」が配信中となっている。

今回はそんな本作にて、初のカード能力変更の実施が告知された。まずドラゴンクラスのカードからは、「栄弦の天宮・リュウフウ」がコスト4からコスト3へ強化。ネメシスクラスのカードからは、「狂気の創造者・リーアム」がスタッツを下げつつコストが10から9に。「パペットキャット」は同じくスタッツを下げつつコスト2から1へ変更となり、突進も追加される。さらにネメシスクラスからは、「シンフォニアハート・ツヴァイ」に進化時能力として、「改良型・操り人形」1枚を出す能力が追加となる。カード能力の変更は、9月29日のメンテナンス時に実施予定。なお、カード能力の変更理由や経緯などは明かされていないようだ。

「栄弦の天宮・リュウフウ」は、ドラゴンクラスの特徴であるPP最大値増加能力をもったカードの一枚だ。そんな「栄弦の天宮・リュウフウ」のコストが下がり、能力はそのままコスト相応の攻撃力/体力をもつようになった。「栄弦の天宮・リュウフウ」が、盤面に置きやすくなったといえるだろう。

ネメシスクラスのカードについては、「シンフォニアハート・ツヴァイ」の進化時効果によって、先行5ターン目などにおいて盤面を返しやすくなった。またネメシスクラスでは、1コストのフォロワー枠としてニュートラルの「二刀のゴブリン」を採用する例もあった。「パペットキャット」が突進を持ちつつ1コスト化したことで、1コストのフォロワー枠として採用できるようになり、超進化フォロワーと一緒に使いやすくなっている。 

第3弾カードパック「絶傑の継承者 / Heirs of the Omen」配信後の環境において、ドラゴンクラスとネメシスクラスは、おおよそプレイヤー間でともに不遇なクラスだと捉えられている。今回はそんな2クラスのカードが強化されたわけだ。ネメシスクラスについては、第3弾環境ではいわゆる「破壊ネメシス」が主流となっており、「アーティファクトネメシス」や「人形ネメシス」はあまり見かけなくなっているが、今回は「人形ネメシス」が強化された形だろう。

そのほか9月29日のメンテナンス時には、2Pickへの変更も実施予定。「絶大の顕現・マゼルベイン」がデッキ作成時に提示されなくなり、ビショップクラスの再抽選回数が5回に調整されるそうだ。

Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Games ストア)/iOS/Android向けに配信中。またカード能力変更は、9月29日のメンテナンス時に実施予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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