『シャドバ』新作『シャドウバース ワールズビヨンド』では、毎日無料のカードパックが入手可能に。ただしカード分解に制限がつく

本作では毎日1パックが無料で入手できる。

Cygamesは3月13日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』を6月17日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/iOS/Androidで、基本プレイ料金は無料。本作ではデッキの構築に関わる、分解やカード入手周りの変更もあるようだ。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、基本的なルールはそのままに新要素などを追加した、『Shadowverse』の完全続編となる対戦型のデジタルカードゲームだ。オリジナルの『Shadowverse』は、Cygamesより2016年に配信開始。アップデートによる新カードの追加などを経て、8年以上に渡って対戦が繰り広げられてきた。2023年の告知によれば、累計3000万ダウンロードを突破。PC/スマホ向けゲームだけでなく、リアルカードゲーム版やTVアニメ、アニメの世界を舞台としたゲームなども制作されてきた。

本作『Shadowverse: Worlds Beyond』は、そんな『Shadowverse』の新作タイトルとなる。前作からは、進化回数やドロー回数の見直しなど、既存ルールからの調整も実施。新要素として超進化、エクストラPPといった要素も追加されており、強化されたビジュアルとともに新たな戦いが繰り広げられる。

Shadowverse: Worlds Beyond 最新情報公開生放送」では、そんな本作の情報の一つとして、カードパック周りの変更が伝えられた。まず本作でカードの分解は、3枚を超過した分に限られるのだという。前作では、入手したカードは自由にレッドエーテルへと変換できていた。またレッドエーテルを使って、カードを作成が可能となっていた。本作ではさまざまなクラスやデッキを試して戦略性のあるバトルを楽しめるように、同種カード3枚目までは分解不可となり、4枚目からが分解可能になったようだ。分解そのものについては、前作よりもやりづらくなっているわけだ。

ただし、本作では毎日1パックが無料で入手できる。さらに無料分は除くものの、10パックごとにレジェンドカードが確定。新弾リリース時には10パックもらえる記念ミッションも開催される。初心者ミッション達成によって、おすすめデッキ1つが獲得できるほか、シャドバパーク内のミッションやクエスト達成報酬としても、カードパックやアイテムが手に入るという。分解には制限がかかるものの、カード入手機会が増える。クラス数が減っている点もあり、前作よりもカード自体は入手しやすくなっているのだろう。

Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに6月17日配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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