同人活動シミュレーション『先生、新刊三冊くださいッ!』ついに正式リリース。自分だけの「推し」のために同人作家生活、“同担”との交流も

LaoO Studioは8月6日、『先生、新刊三冊くださいッ!』のVer.1.0アップデートを配信し、正式版としてリリースした。正式リリースにあたっては、さまざまな新コンテンツを追加するアップデートも実施されている。

デベロッパーのLaoO Studioは8月6日、『先生、新刊三冊くださいッ!』のVer.1.0アップデートを配信し、正式版としてリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、本作は日本語表示に対応する。

『先生、新刊三冊くださいッ!』は、同人活動を疑似体験できる推し活シミュレーションゲームだ。プレイヤーは同人作家となり、自身の「推し」の同人小説を執筆。同人即売会への参加を通して小説を頒布、ファンを増やし大人気作家を目指す。同人小説を書くにあたっては、アイデアを集めるためにさまざまな場所におでかけしたり、推しを同じくする「同担」とのコミュニケーションを楽しんだりする。

本作でプレイヤーキャラが同人小説を書き、グッズを制作する対象になる「推し」は、キャラメイクで自由に設定可能。髪型や目の色などはもちろん、長く尖った耳、いわゆるエルフ耳や、コウモリの羽のようなアクセサリまで設定することができる。そうして徹底的にこだわり抜いた「推し」を布教し、家には“祭壇”を作ったり、痛バッグをデコレーションしたりして、創作活動などを満喫することになる。

本作は2024年11月29日に早期アクセスとして配信開始。本作では「推し」にまつわる同人活動などが充実しており、執筆する小説のジャンル、シチュエーションなどは多岐にわたる。さらに「推し」のキャラメイクも詳細までこだわることができるため、ゲーム内で充実した同人活動が出来ると人気。また同人活動における「あるある」が詰まっているほか、同担とのコミュニケーションもバリエーション豊かであるとして、ストーリー面での好評も多く寄せられている。本稿執筆時点では約750件中88%が好評を投じる「非常に好評」ステータスを獲得している。

そんな本作が、8月6日についに正式リリースされたかたちだ。正式リリースにあたっては、新たに600種以上のグッズや柄が追加。小説のネタも大幅に追加され、てんこ盛りのアップデートとなっている。またメインストーリーも追加され、攻略可能な新キャラが3名追加された。またイベントの中には「同人女子向け」のものも多く実装されているという。

ちなみに本作は正式リリースを記念して、リリースから14日間、8月20日まで20%オフの税込1200円で販売するセールを実施している。セール終了後はコンテンツの追加に応じて定価の引き上げが予定されており、1500円から1850円となる予定だ。興味のある人は、この機会に購入してみてはいかがだろうか。

『先生、新刊三冊くださいッ!』はPC(Steam)向けに配信中。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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