オープンワールド海のお仕事シム『Seafarer: The Ship Sim』発表。大海原を舞台に、輸送船団を率いたり海上事故を救助したり

パブリッシャーのastragon Entertainmentは3月5日、『Seafarer: The Ship Sim』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、2025年夏に早期アクセス配信を開始予定。
『Seafarer: The Ship Sim』はオープンワールド・航海シミュレーションゲームだ。舞台となるのは北ヨーロッパをイメージしたという広大な海とその沿岸。プレイヤーは大型貨物船や消防艇など、さまざまな船を操って海上の仕事をこなしたり、あるいは大海原をただ冒険したりして、海での生活を楽しむ。
本作には広大なマップが用意されており、天候や波の高さなどがシミュレートされているとのこと。Unreal Engine 5を活用したリアルな海の風景が描かれ、出航の度に異なる景観が楽しめるそうだ。そんな本作でプレイヤーは、海にまつわる仕事を体験できる様子。輸送船団を率いて貨物を運んだり、沿岸警備隊として船上火災の救助に臨んだりできるという。仕事に応じて操る船も変わり、異なるゲームプレイが展開されるそうだ。
船は航行させるだけでなく、キャプテンの視点で船内を行動することも可能。状況によって船内を移動し、エンジンのメンテナンスやクレーンの操作、放水砲による消火などが必要になるそうだ。またキャプテンはキャラクターエディターで見た目をカスタマイズでき、プレイヤーのアバターとして操作できるという。そんな本作には自由にプレイできるクイックプレイモードのほか、ストーリーモードも存在。ストーリーモードではミッションをこなし、各勢力の物語を体験していくことになるという。


本作は早期アクセスとして配信予定。正式リリースは2026年中を予定しているとのこと。早期アクセス開始時点で、本作の中心となる要素は用意されるという。貨物の輸送や船の救助だけではなく、バラエティ豊かなミッションが提供される見込みだそうだ。早期アクセス開始後はプレイヤーからのフィードバックを取り入れつつ、新たな船舶やミッションを導入。またマップを拡大するなど、ゲームをブラッシュアップしていく予定とのこと。正式リリース時には価格を上昇させる予定もあるそうだ。
本作を手がけるIndependent Arts Softwareはドイツに拠点を置くゲームスタジオだ。1990年に創業され、2023年に本作パブリッシャーのastragon Entertainment傘下となっている。これまでに多くのタイトルの開発や移植にかかわってきており、直近ではNintendo Switch/モバイル向け建設現場シム『コンストラクション シミュレーター 4』を制作している。豊富なゲーム開発経験を有する同スタジオより、今回は海のお仕事ゲームが打ち出されるかたちだ。
『Seafarer: The Ship Sim』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2025年夏に早期アクセス配信開始予定だ。