古城異変探し『古城サンピネルの66の懺悔』発表、9月4日発売へ。「リアル脱出ゲーム」のSCRAPが贈る「8番ライク」ゲーム

SCRAPは8月20日、『古城サンピネルの66の懺悔』を9月4日にリリースすると発表した。本作は古城を舞台とした「8番ライク」の異変探しゲームだ。

株式会社SCRAPは8月20日、『古城サンピネルの66の懺悔』を9月4日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1300円。1週間のローンチセールも予定されている。発表にあわせて、ストアページや体験版も公開予定だ。

『古城サンピネルの66の懺悔』は、異変を銃で撃ちながら西洋の古城の謎にも迫る、「8番ライク」の異変探しゲームである。本作では、舞台となる中世ヨーロッパの小さな古城を進んでいくようだ。ただし古城内には異変が生じており、間違えると最初に戻されてしまう。プレイヤーは、異変がある場合は男を銃を撃ち殺し、異変がなかった場合にはベルを鳴らして先へ進行。謎めいた古城での異変探しが繰り広げられる。

公開されているスクリーンショットや動画では、古城の様子が一部確認できる。動画内ではピエロの人形がどこかに出現する異変が登場。異変が発生していた際には、卓上に置かれた銃とベルから、選択肢で銃を選んでループ内を進むようだ。また本作では、それぞれの異変にストーリーが用意されている。66種類の異変をすべて見つけると、世界やプレイヤー自身に隠された真相も明かされるという。古城や繰り返し出現する異変、男の正体は何なのか。本作では異変を探しながら、古城やループの謎にも迫っていくのだろう。

本作は、株式会社SCRAPが企画・制作している。同社は「リアル脱出ゲーム」など、体験型イベントの企画・運営を中心に手がける企業だ。2007年の初開催以降、「リアル脱出ゲーム」には1490万人以上が動員。ゲーム関連では、2025年4月に発表された『プレイ禁止』にて、同社が企画・販売を担当することも明かされていた。

本作『古城サンピネルの66の懺悔』は、そんなSCRAPによる「8番ライク」の異変探しゲームとなるわけだ。発表にあわせて公開されている体験版では、ゲームプレイの一部がプレイ可能。基本的な流れやわかりやすいいくつかの異変などが確認できた。また発売日となる9月4日からは、リアル脱出ゲームの各店舗でパッケージ版も販売予定。オリジナルステッカーが付属するそうだ。

『古城サンピネルの66の懺悔』はPC(Steam)向けに、税込1300円で9月4日発売予定だ。また9月11日までの期間は、ローンチセールが実施予定。10%オフで購入できるそうだ。またSteamのストアページでは、体験版が公開中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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