『Satisfactory』正式リリース時には「最後のマイルストーン」実装予定。大型アプデでエンドコンテンツもどどんと拡張へ
デベロッパーのCoffee Stain Studiosは7月13日、『Satisfactory』の正式リリース時にマイルストーンの最終段階となるTier 9を実装すると発表した。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中で、現地時間9月10日に正式リリース予定。
本作は未知の惑星を舞台にした工場建設ゲームだ。2019年3月にEpic Gamesストアにて早期アクセス配信開始され、Steam向けにも2020年6月より早期アクセス配信中。本作でプレイヤーはFICSIT社の従業員となり、ソロあるいは協力プレイにてオープンワールド世界を探索。資源を入手して独自の工場を建設し、自動化させたり効率性を高めたりして拡大・発展させていく。
本作は現地時間9月10日に正式リリース予定で、あわせてバージョン1.0となる大型アップデートが配信される見込み。ストーリー要素の実装のほか、さまざまな変更・調整、最適化の向上がほどこされる予定だ。そして、今回Coffee Stain Studiosが公開した動画によると、エンドコンテンツにも新要素が実装予定だという。
動画によると、バージョン1.0では軌道エレベータのプロジェクト・アセンブリにフェーズ5が実装。そして最終マイルストーンとしてTier 9が追加される予定だという。プロジェクト・アセンブリとマイルストーンは、それぞれ指定されたさまざまな資材を納品していく達成目標だ。プロジェクト・アセンブリのフェーズを進めることで、マイルストーンをアンロック可能。さらにマイルストーンを達成すれば建築物やクラフトレシピ、機能などの新たなテクノロジーをアンロックできる。
これまでの最大Tierは8となっていたものの、正式リリースにあたってはさらに上のTierが用意されるわけだ。またTier 9到達の報酬として、新たな建造物やさまざまなレシピ、軌道エレベータの新部品なども実装予定だという。
ちなみにこれまで既存のフェーズ4の到達に必要な資材数は意図的にかなり厳しく設定されていたそうで、正式リリース時にはそれぞれ緩和される予定とのこと。未到達の場合は、正式リリース後にアンロックするのもいいだろう。詳細は下記のとおりだ:
組立指揮システム 4000→500
磁界発生装置 4000→500
熱推進型ロケット 1000→250
核パスタ 1000→100
約5年半の早期アクセス配信期間を経てついに9月に正式リリースを迎える『Satisfactory』。エンドコンテンツとなるマイルストーンにも最後のTierが実装され、さまざまな新要素が用意されるようだ。じっくり遊び込んでいた既存プレイヤーにとっても新鮮さを感じられるアップデートとなるだろう。なおCoffee Stain Studiosの夏期休暇後の8月上旬にはバージョン1.0のさらなる新情報が明かされる見込みとのこと。続報にも注目したい。
『Satisfactory』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。現地時間9月10日に正式リリース予定だ。