人気工場建設シム『Satisfactory』ついに9月10日正式リリースへ。追加、変更要素てんこ盛りの超大型アプデとともに
デベロッパーのCoffee Stain Studiosは7月6日、『Satisfactory』を現地時間2024年9月10日に正式リリースすると発表した。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。
『Satisfactory』は未知の惑星を舞台にした工場建設ゲームだ。2019年3月にEpic Gamesストアにて早期アクセス配信開始され、Steam向けにも2020年6月より早期アクセス配信中。本作でプレイヤーはFICSIT社の従業員となり、ソロあるいは協力プレイにてオープンワールド世界を探索。資源を入手して独自の工場を建設し、自動化させたり効率性を高めたりして拡大・発展させていく。
そんな本作は、本年中に正式リリースを予定していることが発表されていた。先日には正式リリースに先がけて、サマーセール後に値上げが実施されることが告知(関連記事)。そして今回、9月10日にV1.0として正式リリースされることが発表された。
発表とともに公開されたトレイラーでは、“ジョーク”として、「トイレが流せるようになる」アップデートが大々的に宣伝されており、“ついで”にV1.0が配信されることになるそうだ。もちろんV1.0の変更点はそれだけではなく、ワールドにおける資源の分布状況に変更が加えられるとのこと。公式ニュースによれば、北部や西武の海岸線沿いに資源が追加されているほか、南東の湿地近くにも、石炭を中心として資源が追加されている。
そしてクラフトにおけるマイルストーンについても調整が加えられる模様。レシピにおいては、Tier5やTier6における素材の制限や要求量が緩和され、プレイヤーが探索や建設した工場などの最適化により注力できるようになるとしている。具体的にはヘビーモジュラーフレームやコンピューターを制作しなくても、Tierの進行が可能となる。さらにコンピューターの作成について、回路基板、ケーブル、プラスチック、ネジを用いるレシピがあるが、そのうちネジが不要になる。
またほかにも、ゲーム終盤における主要な発電リソースが原子力に偏りがちな点を受け、燃料発電機の生成できる電力が150MWhから250MWhまで出力が増加するとのこと。なお150MWh以上の出力を得る場合には、出力に比例してより多くの資源を消費することにはなるという。
そのほか、分子分析器(MAM)の研究ツリーについての変更も加えられる見込み。さらにゲームの最適化や、サーバーの改善といった、ゲーム内要素の追加、変更以外の機能改善もおこなわれるとのこと。詳細を確認したい人は、公式ニュース(英語)を確認してもいいだろう。
ちなみに先述のとおり、正式リリースに先がけてサマーセール後には定価が現在の29.99ドルから39.99ドル(約6435円)へと変更される予定だ。現在の定価が3180円であることを鑑みると単にドル円換算するよりは安めのレート換算となりそうだが、気になる人はお早めに購入するのもいいだろう。なおSteamサマーセールでは、7月12日午前2時まで定価の50%オフとなる1590円で販売中だ。
『Satisfactory』は現在PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。正式リリースは現地時間9月10日と予定されている。