毎年“クリスマスだけ大型アプデ”するSteamのゲーム『Santa’s Story of Christmas』、今年も大型アプデ実施。今年で6周年

Spinix Gamesは12月20日、『Santa's Story of Christmas』に向けて大型アップデートを実施した。本作は毎年クリスマスの時期にアップデートが実施されてきたゲームだ。

デベロッパーのSpinix Gamesは12月20日、『Santa’s Story of Christmas』に向けて大型アップデートを実施した。本作はPC(Steam)向けに2018年に発売されたゲームで、毎年クリスマスの時期にアップデートが実施されてきた。

本作は、サンタクロースが主役の3Dアクションゲームだ。プレイヤーは悪者にプレゼントをすべて盗まれてしまったサンタクロースとなり、プレゼントを取り戻すために冒険を繰り広げる。


本作のストーリーモードには9種類のステージを収録。浮遊する足場を乗り継いだり、お邪魔キャラを避けたりしながらステージ内に散らばるプレゼントを回収していく。雪深い森などがステージとなっており、ペンギンや雪だるまなど冬にちなんださまざまなキャラが登場。「We Wish You a Merry Christmas」などクリスマス音楽がBGMとなっている点も特徴だ。

本作は2018年12月1日に発売されたゲームだ。リリースから6年以上経過するなかで、今回大型アップデート「Season 2024 Update」が配信された。本アップデートではChallenge Modeが刷新され、新たに3種類のステージが収録。いずれも高難度ステージとなっており、プレイヤーのスキルが試されるそうだ。今後のアップデートでさらなるステージも追加予定とのこと。一方、これまでのChallenge Modeのステージは、新たに実装されたTraining Modeに収録されるかたちとなった。

このほか、特にゲーム序盤にストレスが生じないようにするためにジャンプの挙動が微調整されているとのこと。コアとなるゲームメカニクスやゲームプレイ全体には影響しないものの、初心者が進行しやすくなっているそうだ。


なお『Santa’s Story of Christmas』に向けては毎年クリスマスシーズンに大型アップデートが配信されてきた経緯がある。クリスマスがテーマのゲームとして、特徴的なアップデート方針でサポートされてきたかたちだ。ちなみに大型アップデート後のフィードバックを受けて、小規模アップデートで微調整がおこなわれた年もある。

昨年の「Season 2023 Update」では、ゲームエンジンがUnreal Engine 5に変更されたほか、コントローラー(ゲームパッド)へ対応。さらにペンギンの3Dモデルが刷新されるなど、アップデートによって細かなこだわりも反映されてきた様子だ。開発元のSpinix GamesはSteamにて本作以外のゲームをリリースしておらず、思い入れのある作品なのだろう。

そんな本作は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで20件中95%が好評とする「好評」ステータスを獲得。母数は少ないながらも、クリスマステーマで統一された雰囲気のほか、精密な操作も要求される、いわゆるイライラ系ジャンプアクションゲームとしても一定の評価を得てきたようだ。

ちなみに本作はSteamウィンターセールの対象となっており、2025年1月3日3時まで定価1010円の50%オフとなる505円で販売中(いずれも税込)。興味のある人はこの機会にプレイしてみるのもいいだろう。

『Santa’s Story of Christmas』はPC(Steam)向けに配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

記事本文: 2630