歴史SLG『三國志8 Remake』10月24日発売へ。“全武将プレイ”できる三国志ゲーム、武将数1000人に増加&新システムも実装でパワーアップして蘇る

コーエーテクモゲームスは7月12日、『三國志8 Remake』を10月24日に発売すると発表した。歴史SLG『三國志Ⅷ』および『三國志Ⅷ with パワーアップキット』をベースとした、シリーズ初のリメイク作品である。

コーエーテクモゲームスは7月12日、『三國志8 Remake』を10月24日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)。通常価格はコンソール版が税込9680円、PC版が税込1万780円。発表に合わせて、PVも公開されている。

『三國志8 Remake』は、2001年に発売された歴史SLG『三國志Ⅷ』および『三國志Ⅷ with パワーアップキット』をベースとした、シリーズ初のリメイク作品である。『三國志』シリーズは、コーエーテクモゲームスより展開されている、「三国志」を題材とした歴史シミュレーションゲームシリーズだ。シリーズごとに内容は異なるものの、プレイヤーは群雄割拠の三国時代の中国にて、勢力の君主などとなって天下統一を目指していく。『三國志Ⅷ』においては君主以外に、君主に仕える武将や在野の武人まで、さまざまな身分でのゲームプレイが可能な「全武将プレイ」を採用。人生のイベントも含めて、さまざまな立場からの天下統一が描かれていた。


本作『三國志8 Remake』では、「全武将プレイ」や全年代のシナリオ搭載といった特徴はそのままに、追加要素などが加えられている。公式サイトによると、オリジナル版の登場武将は約600人だったが、本作では約1000人へと増加。登場勢力も追加されており、新たな人間ドラマも描かれるという。また新要素「宿命」では、武将に宿命の相手が登場。プレイに応じて宿命で結ばれる相手は変化し、よりドラマチックになっていくという。「演義伝」では、イベントの条件や結果などが公開されており、自分の好きなようにイベントを起こすこともできるようだ。2Dと3Dを組み合わせたグラフィックも含めて、進化したリメイク作となるのだろう。

 


本作は2023年9月時点で、2024年初頭の発売が予定されていた。その後、2023年12月に2024年発売への延期が発表。今回の発表にて、2024年10月に発売が決定している。

延期の経緯については、公式X(旧Twitter)アカウント内のプロデューサーレターにて少し触れられている。本作では『三國志Ⅷ』をシリーズ初のリメイク作品として満足いただける形で届けるため、シリーズ最大のボリュームで開発していたのだという。しかしシステム面も含め、歴史SLGとして納得できるクオリティに仕上がるまで時間がかかってしまったのだとか。時間をかけた分、自信をもっていい作品になったと伝えられる作品になっているそうだ。


三國志8 Remake』はPS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに10月24日発売予定だ。通常版の価格はコンソール版が税込9680円で、PC版が税込1万780円。 豪華版となるTREASURE BOXはコンソール版税込1万6980円/PC版1万8080円で、アートブックやサウンドトラックCD、復刻パッケージ風クリアクラフトなどが付属。Digital Deluxe Editionはコンソール版税込1万2980円/PC版税込1万4080円で、デジタルアートブックやサウンドトラックなどが付属する。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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