交通事故サンドボックス『Turbo Dismount 2』発表。物理演算で吹き飛ぶ車と人間、“Webカメラ顔取り込み”機能ありの混沌破壊箱庭ゲーム


デベロッパーのSecret Exitは8月8日、『Turbo Dismount 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。

『Turbo Dismount 2』は交通事故サンドボックスゲームだ。プレイヤーは物理演算が活用された箱庭世界にて、さまざまな乗り物を運転してクラッシュ。車両やキャラを吹き飛ばしたり砕け散らせたりする。


本作の主人公は、Mr. Dismountという名前であるという。Mr. Dismountはのっぺりとした人形のような見た目をしており、頭部には好きな画像を貼り付けることが可能。またWebカメラによる顔の取り込みにも対応しており、リアルタイムで顔を動かすこともできるという。プレイヤーはそんな変幻自在のMr. Dismountと彼の友人たちを乗り物に乗せ、クラッシュを引き起こしていくことになる。

乗り物としてはさまざまな車種の自動車のほか、三輪車や電車、スケボーなども登場。いずれもスピードに乗って衝突すれば、ネジやビスなどパーツをまき散らし、派手に吹き飛んでいく。また爆発を起こし、あたりの物をまとめて吹き飛ばすことも可能だ。おこなった破壊活動の模様は、リプレイ動画として記録することができるとのこと。自由に破壊の限りを尽くし、何度でも見て楽しむことができるようだ。

また本作では、スタントレースをおこなったり、物理パズルを解いたりといったアクティビティが複数用意されるという。ストアページの説明によると、物理演算が適用された本作の運転は「AAAレベル」とのこと。破壊は控えめに、真面目にレースを楽しむこともできるのかもしれない。またレベルエディターも用意されるそうで、プレイヤーは自由にステージを作ることもできる様子。またSteamワークショップにも対応予定とのことで、ほかのユーザーが作ったステージで遊ぶこともできるようだ。

 


本作を手がけるSecret Exitは、フィンランドに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には、本作の前作にあたる『Turbo Dismount』などを制作している。前作は、2014年にリリースされた作品だ。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約5000件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。キャラや車がバラバラになりつつ吹き飛んでいく様子が、カオスで笑えるとして好評を博した。人気を得た前作のリリースから10年を経て、今回ついに続編が発表されたかたちである。

『Turbo Dismount 2』はPC(Steam)向けに、2024年内に配信予定だ。