基本プレイ無料『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』では、無料ガチャ石獲得用「動画広告」も“農業一色”と話題に。徹底してお米とおかずを見せる
TOHO Gamesは2月5日、『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』を2月5日に配信開始した。

パブリッシャーのTOHO Gamesは2月5日、『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』を2月5日に配信開始した。ゲーム内に実装されている動画広告のとある特徴が脚光を浴びている。
『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』は『天穂のサクナヒメ』の世界観をベースとした、稲作シミュレーション・探索バトルRPGである。対応プラットフォームはスマートフォン(iOS/Android)で、PC(Steam)向けにも後日配信予定。基本プレイ無料で配信されている。サクナヒメたちが突如出現した謎の群島を訪れると、そこには父を探す謎の少女神ヒヌカヒメがいた。サクナヒメたちは新たな仲間と出会い、米作りをしながら謎の群島の調査をおこなう。

本作では、稲作を通してキャラクターを育成し、アクション要素のあるクエストに挑む。稲作パートでは、オリジナルの『天穂のサクナヒメ』よりもリアルかつ手軽な操作を導入。細かい指示をおこなうこともできる一方で、おまかせ指示で米を作ることもできる。品種配合で新たな米の品種を解放しながら、良質な米の収穫を目指していくのだ。
2月5日にリリースされた本作について、ユーザーの間ではゲーム内の「動画広告」に見られるある特徴が話題となっている。本作においては、数十秒の動画広告を視聴することにより、「八雲小片(無償)」10個を1日3回まで、合計で最大30個受け取ることができる。ほかの基本プレイ無料モバイルゲームでもよく見られる、広告の視聴によりいわゆる“無料ガチャ石”がもらえる仕組みだ。これ自体は至ってよくあるシステムと言える。

ただ本作の動画広告では、農業や食品産業に関連する広告に絞って配信がおこなわれているのだ。筆者が実際に本日分の動画広告を3回視聴してみたところ、ヤマトライスのパックご飯「やわらかい玄米ごはん」、ナカモの味噌だれ「つけてみそかけてみそ」、そして本作のオリジナルサウンドトラックの広告であった。ユーザーの報告によれば、農業系テレビ番組のCMなども流れているとのこと。
なお運営元はこうした方策について、世界観との親和性やユーザー体験に配慮した形での広告掲載をおこなっていることを明言している。公式サイトの問い合わせ窓口より、アプリ内広告掲載パートナーを募っているそうだ。
なお本作では、「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」をはじめとする実在する米の品種が採用されているほか、リリース前の事前登録キャンペーンでは、象印マホービンの「炎舞炊き」シリーズの炊飯ジャーや、山形市農業協同組合(JA山形市)が提供する米がプレゼントとして用意。米にまつわるさまざまなコラボレーションがおこなわれてきた。なお2024年には、テレビアニメ「天穂のサクナヒメ」と農林水産省によるコラボ施策も注目を集めていた。
無料ゲームにおいては、自分の興味に合致しない広告が流れることも少なくない中で、世界観と馴染んだ本作の動画広告はユーザーからも好意的に受け止められているようだ。広告をむしろもっと見たいとまで感じているユーザーも散見される。本作が示した広告掲出のかたちからは、ゲーム内広告の新たな可能性も感じられるところだ。
『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』はスマートフォン(iOS/Android)向けに、基本プレイ無料で配信中。PC(Steam)向けにも後日配信予定。
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