稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』に4年ぶりのアップデート実施へ。せっかくなので要望も募集する
同人ゲームサークル「えーでるわいす」のなる氏は12月25日、『天穂のサクナヒメ』のアップデートをおこなう予定であると明かした。

同人ゲームサークル「えーでるわいす」のなる氏は12月25日、『天穂のサクナヒメ』のアップデートをおこなう予定であると明かした。アップデート作業は年末年始におこなわれ、利便性を高める機能改善などが実施予定。5周年を迎えた本作に向けて、約4年越しのアップデートがおこなわれるようだ。
『天穂のサクナヒメ』は、同人ゲームサークル「えーでるわいす」が制作した、和風アクションRPGだ。本作の主人公であるサクナヒメは、神界でぐうたらな毎日を過ごしていた。しかしサクナヒメは、あるきっかけから神界を追放されてしまい、鬼の支配するヒノエ島を調査することとなる。米作りをしながら鬼と戦う、稲作とアクションの日々が繰り広げられる。
ゲームプレイとしては鬼と戦いながら島を調査するアクションと、本格的な稲作シミュレーションが展開される。稲作では、プレイヤーは四季の流れる中で田植えから収穫まで、米作りの工程を進めていく。武神と豊穣神を両親にもつサクナヒメは、米の出来栄えによって成長可能。島の調査などで得た素材を使って食事を作ると、バフ効果も得られる。本作では米作りによってサクナヒメを強化しながら、探索を進めていくのだ。
なお本作は、2020年にリリースされ、全世界累計出荷本数は150万本を突破。2024年にはテレビアニメが放送されていた。さらに来年には新作となる『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』もPC/スマートフォン向けにリリース予定となっている。

そんな『天穂のサクナヒメ』のアップデートが、近々おこなわれるようだ。えーでるわいすのなる氏のポストによると、アップデート内容は利便性を高める機能改善などが予定されているという。アップデート作業が年末年始に予定されているため、アップデートは来年に配信されるのだろう。
本作は2020年11月にPS4/Nintendo Switch/PC向けに配信開始された。リリース後、2021年まではアップデートがおこなわれ、2021年12月のアップデートではミニゲーム「花咲かサクナ」の大幅リメイクなども実施。リリースより時間が経過し、バグ修正や改善なども落ち着いたためか、2022年以降はアップデートが実施されていなかった。そんな中、2025年11月に『天穂のサクナヒメ』が5周年を迎えた際には、小規模なアップデートを実施予定であると告知されていた。今回はアップデートにて、利便性を高める機能改善が予定されている点などが明らかになった形だ。あわせてX(旧Twitter)上では、アップデートに関する要望を募集中。アップデート作業については、YouTubeでの公開作業なども考えられているようだ。
またサークル「えーでるわいす」の情報としては、『天穂のサクナヒメ』5周年にあわせて活動報告が公開されている。『サクナヒメ外伝 ココロワと想世の歯車』の開発が難航していること、未発表タイトルが来年発表予定であること、「サクナ2」が構想中であることなども明かされている。
『天穂のサクナヒメ』は、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中だ。
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