特殊能力見下ろし弾幕ゲーム『サカモト危機弾発』発表。「時止め能力を持つ」坂本龍馬が偉人を探すSTG、転移先でも開国を迫るペリーも登場
ゲーム制作サークル烈帝国(RetsuTeikoku)は12月30日、『サカモト危機弾発』を発表した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。発表にあわせて、ストアページや動画が公開されている。
『サカモト危機弾発』は、薩長同盟締結の最中に転移してしまった坂本龍馬が時間停止と瞬間移動で偉人を救い出す、見下ろし型弾幕シューティングゲームである。本作の主人公である坂本龍馬は幕府を倒すため、相容れない関係であった薩摩藩と長州藩の仲を取り持ち、両藩による同盟を築こうとしていた。しかし本作では薩長同盟締結の場を設け、いざ同盟を結ぼうとしていたその時、突如ワームホールが出現。坂本龍馬も含めて、その場にいた人たちは「ふわふわランド」へと転移してしまう。坂本龍馬が特殊能力を駆使してふわふわランドから偉人たちを探し出す、薩長同盟成立を目指す戦いが繰り広げられる。
坂本龍馬は、弾幕や能力によってふわふわランドで敵と戦う。坂本龍馬たちがワームホールによって転移してきたふわふわランドには、たくさんの危険が待っているようだ。動画やスクリーンショットでは、弾幕を放つ敵が登場。配置されたトゲによって道が塞がれている地形なども確認できる。本作の坂本龍馬は、教科書には載っていない時間停止&瞬間移動能力をもち、拳銃から弾を乱発できる。さらに坂本龍馬が能力を発動すると、発動中はダメージを受けずに、敵の弾丸を吸収すると銃が一定時間パワーアップする。本作では時間停止&瞬間移動能力を使って、敵の弾幕や地形を掻い潜り、ステージクリアを目指すわけだ。
本作には坂本龍馬以外にも、おなじみの偉人たちが存在する。時間停止能力をもち、ワームホールを自分のせいだと思っている西郷隆盛。薩長同盟を調査していたらワームホールへ巻き込まれた渋沢栄一。薩長同盟とは無関係で、「ふわふわランド」に開国を迫っているというマシュー・ペリーなどが登場。坂本龍馬は、転移してきた偉人たちを説得することで、薩長同盟成功の確率を上げようとするそうだ。
本作は、烈氏が代表を務めるゲーム制作サークル烈帝国が手がけている。サークルの過去作としては、『ローション侍』『真・ローション侍』、両作の内容をまとめた『ローション侍 for NintendoSwitch』をリリースしてきた。同シリーズでは、武田信玄によって身体からローションが出続ける身体にされてしまった織田信長が、ヌメりを活かしてステージを滑っていくスピーディーなアクションが展開。勢いのある内容や、意外としっかり遊べるゲームプレイなどから、プレイヤーから評価されてきた。『ローション侍』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー64件中98%の好評を得て「非常に好評」ステータスを獲得している。本作においても、偉人をベースとした独特な世界観や、意外としっかりしたゲームプレイに期待できそうだ。
『サカモト危機弾発』は、PC(Steam)向けに開発中だ。