『FF』生みの親坂口博信氏がSteamライブラリをちら見せ。『黒神話:悟空』や『エルデンリング』などあり結構ハードコア
『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親であるゲームクリエイター・坂口博信氏は9月17日、自身のX(旧Twitter)に『ファイナルファンタジーXVI』PC版発売を楽しみに待つ内容を投稿した。その投稿に添付された画像は、同氏のSteamライブラリの一部スクリーンショット。トップクリエイターが普段どんなゲームをSteamで遊んでいるかが垣間見える、興味深い画像となっている。
坂口博信氏は『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親として知られ、ゲーム業界のレジェンドともいえる存在である。現在はミストウォーカーの代表を務め、2021年にiOS向けに発表したファンタジーRPG『FANTASIAN』は、2024年冬にNintendo Switch向けに移植されることが発表されている。そんな人物は、いったいSteamでどんなタイトルを遊んでいるのだろうか。
同氏のライブラリは「最近のアクティビティで並び替え」がONになっており、直近で遊んでいたタイトルが上から並んでいるようだ。「最近」タブに格納されているのは『ウィッチャー3』『Fallout4』『The Elder Scrolls V: Skyrim』といった有名オープンワールドゲームから、『Warhammer 40,000: Space Marine 2 』『黒神話:悟空』といった最新のタイトルまでが並んでいる。『黒神話:悟空』は直近で亡魂の撃破報告をしており、ちょうど遊んでいたところだったことが見て取れる。
また、『エルデンリング』や『Lies of P』といったいわゆる死にゲーにあたる高難易度アクションゲームもちらほら。同氏の手がけた作品はコマンド入力式のJRPGが多いが、Steamライブラリにはハードコアなアクションゲームも多いようだ。4月には『Hades』『Pyre』『Transistor』『Bastion』と、クォータービューの2Dアクションタイトルが並んでいる。クォータービューアクションゲームにハマっていたのか、何らかの研究のためにプレイしていたのか、真相は坂口氏のみぞ知るといったところだ。
そのほかにも自身が手がけた『クロノ・トリガー』や、クリエイターとして親交のある松野泰己氏が手がける『タクティクスオウガ リボーン』など、同氏のルーツが垣間見えるタイトルも並んでいる。筆者個人としてはさらにこのラインナップに『Core Keeper』が並んでいるのがやや異質に思え、一流クリエイターはジャンルを選ばずさまざまなタイトルを遊んでいるのだと感じられた。友人と遊んでいるのか、はたまたソロプレイなのか。いずれにせよ、ゲーマーとしてはどこか親近感の湧くSteamライブラリ……かもしれない。
坂口氏が画像をポストしたきっかけである『ファイナルファンタジーXVI』PC(Steam)版は、明日9月18日よりプレイが可能となる。また、同氏が手がけたファンタジーRPG『FANTASIAN Neo Dimention』は、2024年第4四半期に発売予定だ。