大ヒット物理演算協力ドライブ『RV There Yet?』大型アプデで待望の日本語対応。雪山新マップも実装、「ウォッカ」片手に極寒ドタバタ帰宅

Nuggets Entertainmentは12月16日、協力型アドベンチャー『RV There Yet?』向けに「Mt.Yurbuttskアップデート」を配信開始した。

デベロッパーのNuggets Entertainmentは12月16日、協力型アドベンチャー『RV There Yet?』向けに「Mt.Yurbuttskアップデート」を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本アップデートでは日本語を含む17言語に新たに対応するほか、新マップ「Mt. Yurbuttsk」が実装される。さらに新動物、アイテム、ツールが追加され、雪玉対決などの冬季ならではの要素も盛り込まれている。

『RV There Yet?』は、キャンピングカー(RV)を運転して家に帰ることを目的とした、2~4人対応の協力型アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは休日にキャンプへと出かけたものの、帰り道が使えなくなってしまい、大きく迂回することを余儀なくされた“おっさん”たちとなる。おっさんたちはまだ見ぬルートを開拓しながら、波乱に満ちた大冒険へと繰り出す。なお本作は協力プレイを前提とされているため、プレイヤー数は2~4人が推奨されている。

そんな本作に新アップデート「Mt.Yurbuttsk」が配信された。本アップデートの主な内容を確認していこう。

まず新たに実装されたマップ「Mt.Yurbuttsk」は、雪積もるYurbuttsk山を舞台とする。おっさんたちがスキー旅行に来たものの、またしても災難に見舞われてしまうという物語のようだ。雪山ならではの要素が多数追加されており、紹介動画ではキャンピングカーに「タイヤチェーン」を取り付ける様子を確認することができる。氷上走行でのスリップ防止を目的としたアイテムだと考えられ、雪国ならではの新ギミックが用意されているのかもしれない。

また、新動物として雪国に生息するヤギなども登場するようだ。ヤギがプレイヤーに対してどのような障壁となるのかは不明だが、フレアガンなどで追い払えるようだ。さらに雪国ならではの要素として、プレイヤー同士が雪玉を投げ合ったり、雪玉を転がして「巨大雪玉」を作ったりするシーンなどもお披露目されている。

ほかの新アイテムとしては「ウォッカ」が追加されており、おっさんたちがアルコールで暖を取る場面もあるのかもしれない。既存アイテムについては、「煙草」の煙が描写されるように変更され、火を点けている際の描写表現がよりリアルに洗練されたようだ。

さらに前述のとおり、本アップデートから日本語が対応言語として追加されている。本作はリリースからわずか4日で100万本を売り上げた人気作であり、物理演算ベースのゲームならではの操作感や、ハプニングにまみれた予想困難な展開が高い評価へと繋がっている。Steamストアレビューにおける評価も上々で、本稿執筆時点では4万9258件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。日本語を含めた新たな言語への対応により、新規プレイヤーのハードルも大幅に下がることだろう。なお公式パッチノート(英語)によれば、既存のマップMabutts Valleyの大部分の翻訳は完成しているものの、一部言語では翻訳途中とのことなので留意したい。

『RV There Yet?』はPC(Steam)向けに配信中だ。また現在は12月19日までの期間限定で定価の10%オフとなる税込828円で購入可能だ。

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Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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