オンラインサバイバル『Rust』新アプデで「パーティー組んでからサーバー入り」システム実装。家具の「スナップ配置」導入など、遊びやすさぐっと向上アプデ
Facepunch Studiosは7月4日、『Rust』に向けてアップデート「Friends with Benefits」を配信開始した。遊びやすさ向上を図るさまざまな機能実装・調整がおこなわれている。

Facepunch Studiosは7月4日、『Rust』に向けてアップデート「Friends with Benefits」を配信開始した。本アップデートでは新たな「パーティーシステム」の追加など、遊びやすさ向上を図るさまざまな機能実装・調整がおこなわれている。
本作は、オープンワールド・オンラインサバイバルゲームだ。プレイヤーは石と松明だけを持った状態で、ポストアポカリプス世界を生き抜く。飢えや渇き、寒さなどに対処しなければならないほか、敵対的な野生動物やNPC、そしてほかプレイヤーとの過酷な衝突も本作の特徴となっている。プレイヤーは生き残りをかけて拠点を設立し、クラフトで装備を整えていくこととなる。

今回のアップデートは大型の新要素などは追加されてはいないものの、QoL向上に関わるさまざまな機能追加や調整がおこなわれた。まず新たにパーティーシステムが実装。メインメニューにてフレンドをパーティーに招待し、パーティーリーダーがサーバーに接続すると、パーティーの全員がサーバーに参加可能になった。またサーバー内に初めてスポーンする際には、パーティーメンバーがある程度固まってスポーンするようになっている。
さらに新要素として、前哨基地にいる青い防護服のNPC「CZ-721」に話しかけることで受注できるミッションをクリアすることで、前哨基地への恒久的なスポーンが可能となった。またミッションシステム全体についても改良が加わっており、今後数か月をかけて長期的なプロジェクトとして多数の新ミッションを作成するなど、充実化を図っていくそうだ。
このほかオブジェクトの設置時のスナップ配置機能が実装。Left Shiftを推しながら配置することで利用可能だ。オプションにて「オフ」「シンプル」「アドバンス」の3種類から選択可能で、シンプルでは壁にのみスナップ配置が可能。アドバンスでは壁だけでなく部屋や近くの類似オブジェクトにスナップ配置することが可能となっている。


またこのほかにもパトロールヘリコプターの逃走範囲の制限や逃走方向の固定化など、多岐にわたる調整が実施されている。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
5月には新バイオーム「ジャングル」が実装されるなど、今なお活発に新要素が拡張されている『Rust』。今回のアップデートは新要素こそ控えめながら、遊びやすさを向上させるさまざまな機能実装・調整がおこなわれたかたちだ。特にパーティーシステムについては、新規プレイヤーにとってのハードルを下げる長期的な目標の一環として実装されたという。フレンドとまとまって遊びやすくなったこの機会に本作に入門してみるのもいいかもしれない。
『Rust』はPC(Steam)/PS4/Xbox One向けに販売中だ。アップデート「Friends with Benefits」についてはPC(Steam)向けに配信されている。なおSteamではサマーセールの対象となっており、7月11日まで定価の40%オフとなる2760円で販売中だ。