ゲーム制作ツール「RPG MAKER UNITE」の公式チュートリアルゲームが提供開始。「定番シチュエーション」のイベント実装を、実際にさわって覚える
Gotcha Gotcha Gamesは11月13日、ゲーム開発ツール「RPG MAKER UNITE」に向け、ゲームを遊びつつゲーム制作を学べるチュートリアル「さわってわかるUNITE入門」を公開したと発表した。

Gotcha Gotcha Gamesは11月13日、ゲーム開発ツール「RPG MAKER UNITE」について、ゲーム内チュートリアル「さわってわかるUNITE入門」を公開した。サンプルゲームに触れつつ、ゲーム制作の基本を学べるようになっている。
「RPG MAKER UNITE」は、「RPG Maker(ツクール)」シリーズとして展開されている、ゲームエンジンUnity上で動作するゲーム制作ツールだ。プログラミングの知識がなくともRPGが制作できると謳われており、本作においても、従来シリーズと同様にコードレスでのゲーム制作が可能となっている。
新機能としては、アウトラインエディターや一枚絵マップなどを搭載。シリーズで初めてフルHD解像度に対応し、スマートフォン環境へのネイティブ出力も可能となっている。公式のサポート外ながら、Unityエディタ上でのコードのカスタマイズや、アドオンによる機能拡張も可能だ。

今回Gotcha Gotcha Gamesは、そんな本ツールにチュートリアル「さわってわかるUNITE入門」を導入したと発表。「RPG MAKER UNITE」内に収録されているサンプルゲームのRPGをプレイしつつ、ゲーム制作の基本を学ぶことができるようだ。同チュートリアルは本作の最新バージョンを起動した際に同時に起動され、利用できる。
なお推奨環境でのチュートリアルのセットアップには1~2時間程度かかることがあるとのことで、時間に余裕をもっておくといいだろう。またチュートリアルが不要なユーザーはスキップも可能だ。

本ツールを起動すると、“正統派RPG”をプレイしたり、実際にユーザーがゲーム制作するかたちでチュートリアルが進行。その中で、「さわってわかるUNITE入門」が開始する。「さわってわかるUNITE入門」ではゲームを遊びつつ、要所で実際に「RPG MAKER UNITE」のエディタを用いて調整/修正をおこなっていくわけだ。
たとえば遊んでいる最中にショップの店員に話しかけたが、ショップの処理が実装されていないため買い物ができない。また建物内に入りたくても、扉の設定がされておらず、玄関から先に入れない。そんなさまざまなシチュエーションに遭遇した際、案内人からガイドされつつ、ユーザーが実際にエディットをおこなう。こうして未完成の部分を埋めつつ学んでいくことになる。
本シリーズはプログラミングの知識がなくてもRPGを制作可能として、ゲーム制作へのハードルの低さがアピールされていたツールだ。それが今回、より実践的なシチュエーションでの実装チュートリアルが用意されたことで、ゲーム制作初心者が制作に取り組むにあたって、より一層ハードルが低くなったといえそうだ。
「RPG MAKER UNITE」は、オフィシャルストア/Epic Gamesストア/DLsite/Humble Storeにて販売中。なお各ストアでは、定価の80%オフとなるセールを実施。ストアによっては開始日・終了日が異なるため、詳細は各ストアページを確認してほしい。




