パブリッシャーのIndieArkは、Turtle Creamが手がける『RP7』の早期アクセス配信を9月12日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによれば、本作は日本語表示に対応する。
『RP7』はローグライクゲームだ。プレイヤーはダンジョン探索をおこなうこととなる。体力とシールドを獲得し、倒れないようにしつつ、敵と対峙。敵を倒してゴールドを得てアイテムの入った宝箱を開ける。そして深部まで探索するのが目的だ。
とはいえ、本作ではダンジョンを探索するにあたって、主人公を操作することはない。本作では主人公は一定のテンポで7つのスロット上を進行していく。プレイヤーはキーボードの各キーに割り当てられたスロットを回し、出目を変更。主人公にとって都合のいい出目を揃えていくことが大事となるだろう。
たとえば毒薬のある出目では、主人公の体力が減ってしまう。そのマスに対応するキーを押すことにより、スロットの出目が変更される。とはいえ、出目がどうなるかはランダムで、よりよい出目を引くためにぎりぎりまでスロットを回し続けるか、ほどほどの結果で満足するか、というような、素早い判断も重要になってきそうだ。
またゴールドと引き換えに開けられる宝箱からは、スキルやアイテムが入手可能。シールドの効果を強化するようなスキル、指定回数戦うごとに体力を回復するアイテムなど、効果はさまざまだ。こうしたアイテムを効率よく入手できれば、ダンジョン探索も簡単になるかもしれない。
そんな本作について、9月12日から早期アクセス配信が開始される。早期アクセス配信では、カエル騎士、ペスト医師、ニンジャの3体のキャラクターが使用可能。5つのステージにわたってダンジョンを探索することとなる。またモンスターは30種、ボスは10種登場。さらにアイテムやスキルは120個も登場するとのこと。ストアページでは7種のキャラクタークラス、7つのワールド、そのほか「7」にかかわるものが登場するとのことで、今後ありとあらゆる7にまつわる要素が実装されていくのかもしれない。
なお早期アクセス配信期間中は制作が完了し次第、新要素がゲームに実装されていくという。最新情報は本作公式ニュースハブなどで告知されていくそうだ。気になった人は、各種アカウントなどをフォローしておくとよいだろう。
本作を手がけるのは韓国のソウルに拠点を置くゲームスタジオのTurtle Cream。同スタジオの過去作にはジャンプアクション『6180 the moon』やプラットフォームアクション『Sugar Cube: Bittersweet Factory』などがある。アクションをメインに数々のゲームを送り出してきた同スタジオが、スロットを回すダンジョン探索ローグライクという、新たなジャンルのゲームを手がけるかたちだ。
『RP7』は9月12日、PC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定だ。なおストアページでは現在デモ版がダウンロード可能。