剣闘士ローグライトアクション『We Who Are About To Die』無料大型アプデでとうとう日本語に対応。「クセ強バトル」好評の血なまぐさ闘技場生活が日本語で遊べるように

ゲーム開発者のJordy Lakiere氏は11月24日、『We Who Are About To Die』に向けて大型アップデートを配信。日本語を含む多言語への対応がおこなわれた。

ゲーム開発者のJordy Lakiere氏は11月24日、『We Who Are About To Die』に向けて大型アップデートを配信。日本語を含む多言語への対応がおこなわれた。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

『We Who Are About To Die』はローグライト・アクションRPGだ。プレイヤーは新人剣闘士となって、闘技場で戦闘。負ければすべてを失う緊張感のなかで試合を重ね、チャンピオンとなることを目指す。


本作ではプレイごとにランダムで生成されるキャラを操作し、剣闘士として戦っていく。キャラは個別の特性や背景などをもっており、それぞれ違ったクリア条件が設定。条件としてはたとえば規定額以上のお金を貯めるといったものや、指定された有名剣闘士を試合で倒すといったものが存在する。条件を満たせば引退して、平和裏にゲームを終えることが可能に。無事に引退させれば恒久的なアップグレードが解禁され、次回以降のキャラにボーナスが適用。徐々にゲームプレイが有利になっていく。

そんな本作の戦闘は物理演算を活用したものとなっている。攻撃や防御をする際は、方向を指定しつつ実行。ヒット時の武器の速度や当たった場所などでダメージが変動する。当たり方が悪ければほとんどダメージを与えることができないが、スピードに乗せて防具がない場所に当てれば大ダメージが与えられる。剣や盾、斧や長柄武器など、それぞれ特性が異なる武器の扱い方を覚え、試合を勝ち抜いていくのだ。

試合は一対一の戦いやチーム戦などさまざまな形式が存在。毎ターン最大4種類の試合が用意され、好きなものを選んで戦うことができる。試合は特別ルールが設定されていることがあり、たとえば倒した敵の装備を奪えたり、あるいは自前の装備を持ち込むことができなかったりすることも。原則として厳しい設定の試合ほど報酬が増えるが、本作では試合中での降参は不可能。敗北はすなわち死を意味する。負ければすべてを失う緊張感のなかで試合を重ね、強豪剣闘士を目指し戦うことになる。

 


本作は2022年11月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約6400件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。バトルや育成要素などが好評を得ている。レビュー内容では、独特の戦闘システムは慣れるまで難しいが、上達すると爽快であるといった意見が散見。一方で死んだら終わりであるため、どれだけ強くなっても戦いに緊張感があるとして評価している声も見られる。全体として育成とバトル、そして死を繰り返す本作のゲームループに中毒性を感じているプレイヤーが多いようである。

今回そんな『We Who Are About To Die』に向けて、無料大型アップデート「Gladiator’s Revenge」が配信。日本語を含む11の言語への対応がなされた。また同アプデでは新要素も実装されており、剣闘士の新たな背景が2種類追加。さらに50種類の新装備や15種類の敵ユニットタイプなども追加されている。本作の早期アクセス期間は現時点で未定とされているが、今回多言語への対応がなされるなど正式リリースに向けて順調に開発が進んでいるようだ。

ちなみに弊誌では、本作の“クセ強”なシステムとその魅力について伝える動画を公開している。興味のある方はチェックしてみてほしい。


『We Who Are About To Die』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。また現在セールがおこなわれており、12月8日まで定価の40%オフとなる税込1499円で購入可能である。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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