ローグライト“PvE脱出”アクション『Raiders of Blackveil』なかなかの盛況スタート。協力プレイ対応、インフレ即席ビルドとアイテム持ち帰り緊張感の融合

Wombo Gamesは12月16日、マルチプレイ対応ローグライトアクションRPG『Raiders of Blackveil』を早期アクセス配信開始した。

Wombo Gamesは12月16日、『Raiders of Blackveil』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。

『Raiders of Blackveil』は、見下ろし型のマルチプレイ対応ローグライトアクションRPGだ。プレイアブルキャラはMOBAから着想を得ているそうで、メイジ、アサシン、プリースト、ガーディアン、モンク、ドルイド、ウォリアー、ウォーロックの8つのクラスが存在。それぞれ独自の能力やメカニクスをもち、300以上存在するというパークを組み合わせれば“オーバーパワー”なビルドを構築可能だ。

本作では「エリア分けされたステージで敵を全滅させながら進んでいく」「3択のうち1つ選ぶかたちでパワーアップを獲得する」といった『Hades』を彷彿とさせるゲームサイクルを採用。パークのほか装備品も組み合わせながらビルドを構築していける。

なお本作は基本的には死亡時にアイテムをロストして1からステージをやり直すことになるものの、拠点に持ち帰りが可能なセーフポケットと、ステージ内から拠点に一定数のアイテムを運んでくれる密輸業者も存在。また拠点に生還すれば入手したアイテムはすべて持ち帰ることができるため、良いアイテムを大量に得た際にはいわば脱出系ゲームのような緊張感も生じる点が持ち味となっている。

本作は本日早期アクセス配信開始され、最大同時接続プレイヤー数は1300人以上を記録するなかなかの盛況となっている(SteamDB)。一方でSteamユーザーレビューでは不具合や接続エラーなどから不評も寄せられており、138件中52%が好評とする「賛否両論」ステータス。とはいえローグライトのリプレイ性に脱出系物資持ち帰りゲームのコンセプトも加わった持ち味のポテンシャルに期待する声も多くみられ、ゲームプレイ面は一定の評価を受けている。

なお開発元も早期アクセスを通して本作のポテンシャルを最大限に引き出していく方針を打ち出している。先だって配信されていたデモ版からもさまざまな点が改善され、新要素も実装。今後もフィードバックを重視しつつ、数多くのアップデート・ホットフィックスを交えながら新要素を実装していくそうだ。なお早期アクセス配信期間は6か月~1年間となる予定で、近日中に2026年第1四半期のロードマップも公開される見込みとのことだ。

『Raiders of Blackveil』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。リリース記念セールとして、12月23日まで定価の15%オフとなる1955円で販売中だ。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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