クトゥルフ風・深海探検ローグライト『Feed the Deep』Steamにて大好評スタート。深淵の怪物にエサをやるためダイブ、恐怖感あるお手頃シンプルダイビングゲームとして好評集まる


ゲーム開発者のLuke Muscat氏は8月17日、『Feed the Deep』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそく高い評価を獲得する好調な滑り出しを見せている。

『Feed the Deep』は、「クトゥルフ神話」で知られる作家H.P.ラヴクラフトの作品から影響を受けたという、深海探検ローグライトゲームだ。本作の人々は海の上に浮遊都市を築いたが、海底にはディープと呼ばれる怪物が存在していた。プレイヤーは海中洞窟にダイビングし、ディープにエサをやって街を破壊されないようにする。


ゲームの舞台となる海中洞窟は自動生成され、プレイごとに構造が変化。洞窟内は暗く、ライトが頼りの探索となる。また目的のディープは海底深くに棲んでいるため、初期状態では到達することが難しい。洞窟内のリソースを集め、ショップに戻ってボンベなどをアップグレード。装備を整え、より深くを目指して潜水を繰り返す。

洞窟内のアイテムは、紐でつないで引っ張ることで運ぶことが可能。一度に複数のアイテムを運ぶこともできるが、たくさんつなぐと主人公の動きが遅くなっていく。また洞窟内には危険な生物が生息しており、こちらを攻撃してくることも。酸素が尽きる前に地上に戻る必要があるため、帰り道の長さや酸素残量などを考えながら、アイテムを集めていくことになる。

ゲームステージは複数存在。ステージによって主人公の装備や洞窟の危険度、道中に存在する謎解きなどが変わってくる。たとえば突破というステージでは爆弾を生成し、洞窟の壁を自由に破壊することが可能。それぞれ異なるギミックを解きながら、ダイバーとして命がけのミッションに挑んでいく。


本作はSteamにて8月17日に配信された。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約220件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。海中洞窟の雰囲気やギミックのバリエーション、シンプルなゲームプレイなどが好評を得ている。緊張感がただよいつつも、カジュアルに遊べる作品として評価されているようだ。それほどプレイ時間を要さず価格もお手ごろなため、手軽に楽しめるとする声も複数見られる。

『Feed the Deep』はPC(Steam)向けに配信中だ。価格は税込800円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念がおこなわれており、ストアページの表記によると日本時間の8月24日午前2時まで15%オフとなる税込680円で購入可能だ。