パーティー編成ローグライト『Brave and Desire』Steamにて配信開始。位置取りやランダム成長、クラスの組み合わせが鍵を握るダンジョン攻略
サークルAqua Sirenは10月18日、『Brave and Desire』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は1400円。リリースからの1週間は、10%オフのセールが実施される。
『Brave and Desire』は、パーティー構築やターン制のコマンドバトルによってランダム要素のあるダンジョンを攻略する、ファンタジーローグライトRPGである。本作でプレイヤーは、多数のクラスから5人パーティーを編成し、ダンジョンの踏破を目指す。
クラスとしては、戦士/剣士/弓使い/魔術師・炎/魔術師・水/魔術師・風/シーフなど12種類が用意されている。たとえば戦士は、固有スキル「挑発」や豊富な体力と守備力をもつタンクのクラス。弓使いは、固有スキル「援護射撃」によって仲間の近接攻撃と連動して動ける、中列向きのアタッカーだという。さらに本作では、敵・味方の位置取りが重要とされており、各クラスは前/中/後列の位置取りによって実行できる行動やターゲットが変化。魔術師・水の場合には、中列から防御補助魔法、後列からは回復魔法が使用できる。本作でプレイヤーは、パーティーのバランスや戦略、位置取りによるスキルの変化も考慮して、5人パーティーを構築するわけだ。
ダンジョン内では、ルートを選択しながら最奥を目指す。基本的に危険な道ほど多くの経験値と強力なアイテムが獲得できるものの、ダンジョン内にはボスも存在。強敵との戦闘が続くと、あっさり全滅してしまう場合もある。パーティーの強化とダンジョン攻略のためには、適度にリスクをとることが重要になるわけだ。
また本作では、各キャラクターに成長率が設けられており、レベルアップ時にはランダムなステータスが上昇する。同じクラスでも、それぞれ違った能力に成長するのだ。さらにダンジョン攻略中には、能力成長アイテムや独自の能力をもった装備品など、ランダムなアイテムが入手可能。キャラクターの成長も含めたランダム要素によって、常に有効な戦い方を模索しながら進むダンジョン攻略が繰り広げられるのだろう。要素としては、ゲームプレイによって新しいクラスを解放していけるようだ。
本作は、Bard氏によるサークルAqua Sirenが手がけている。同氏は、ゲーム業界で10年ほどプログラム関連に従事していた、現在はフリーのプログラマー。過去作としては2019年4月にVOICEROIDの二次創作リズムゲーム『VoiSingRoid』をフリーゲームとして公開していた。
本作『Brave and Desire』は、「ゲームパビリオンjp」や「東京ゲームダンジョン5」などでの試遊出展をおこないながら、5年半ほど制作が続けられてきた。複数名のクリエイターの協力により制作されており、タイトルロゴは『ヴィーナス&ブレイブス』の監督などを務めた川口忠彦氏が手がけているそうだ。
『Brave and Desire』はPC(Steam)向けに、通常価格1400円で配信中。配信開始から1週間は、10%オフのセールも実施されている。