2人協力対応・パーティー構築ローグライク『ビビッドワールド』瞬く間に「非常に好評」スタート。高評価ゲーム『ビビッドナイト』が、強化要素マシマシで“正統進化”
アソビズムは11月7日、『ビビッドワールド(Vivid World)』をリリースした。

アソビズムは11月7日、『ビビッドワールド(Vivid World)』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『ビビッドワールド』は宝石になったキャラクターを集めて戦うオートバトラー形式のローグライクゲームだ。2021年にリリースされた『ビビッドナイト』の続編にあたる。主人公のレムリアは、突然悪魔が支配する死後の世界「冥界」に迷い込んでしまう。共に冥界に迷い込んだ同級生たちを救うため、レムリアは自身のみが使える魔法「宝石術」を駆使してダンジョンを攻略していくことになる。宝石となったキャラクターたちの正体など、冥界に隠された謎が徐々に明らかになっていくのだ。

本作の戦闘では、オートで行動するユニットを「ジェム」を用いて支援しながら戦闘していく。ユニットのシンボルの組み合わせでさまざまなシナジーが発生するため、パーティを構築する上ではこのシンボルが重要となる。さらに本作からの新システムとして、特定の2体のユニットによって発動する「ユニオンスキル」も存在。ユニオンの組み合わせはダンジョンごとに変化し、スキルの内容も2体のシンボルに応じて異なるものとなる。
また本作では2人でのオンライン協力プレイに対応。それぞれのプレイヤーがユニットを最大4体ずつ運用して戦うことができる。さらに、各ユニットに装着する「オーブ」やジェムの合成など、強化要素が多数追加されているのも特徴だ。


『ビビッドワールド』は2023年9月に発表。無料体験版の配信などを経て、今年11月5日にリリースされた。Steamユーザーレビューでは、発売直後でレビューの数は少ないものの、これまでに119件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。前作『ビビッドナイト』が1604件のうち90%の好評率であったことを踏まえると、前作と違わぬ高い評価を得ていると言えるだろう。
本作では前作で好評を得ていたパーティー構築ローグライクとしての基本システムはそのまま、前述したオーブやジェムの強化要素が加わりビルドの奥深さや自由度も向上。挑戦するたびに要求される戦略性の比重が増している。またUIやエフェクトなどのグラフィック面も改良されているとして、前作『ビビッドナイト』からの「正統進化」であるといった評価も集まっている。また現時点では前作を遊んでいたプレイヤーによるレビューが目立っているが、本作からシリーズに触れたというプレイヤーからの好意的な反応も散見される。オンラインプレイ対応作品ということもあり、今後の盛り上がりにも注目したい。なお本日このあと19時より、ディレクターのトオルナカムラ氏と、人気インディーゲーム実況者LayerQ氏の対談番組が配信予定。本作の開発秘話も明かされるそうなので、気になる人はチェックしておくといいだろう。
『ビビッドワールド』は、PC(Steam)向けに発売中。11月11日までリリース記念セールが実施されており、定価の10%オフの2070円(税込)で購入可能だ。




