マルチ対応パーティー構築ローグライク『ビビッドワールド』11月5日リリースへ。高評価『ビビッドナイト』が多方面パワーアップ、戦略深まるダンジョン攻略

アソビズムは10月21日、『ビビッドワールド(Vivid World)』を11月5日17時にリリースすると国内向けに告知した。

アソビズムは10月21日、『ビビッドワールド(Vivid World)』を11月5日17時にリリースすると国内向けに告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2300円。リリース時には10%オフのセールも実施予定となっている。

『ビビッドワールド』は、宝石になったキャラクターなどを集めてパーティーを強化していく、オートバトラー形式のパーティー構築型ローグライク作品である。本作の主人公レムリアは、教室で授業を受けていたはずが、気がつくと周囲に魔物がいた。ダンジョンに迷い込んでしまったレムリアは、案内人に導かれながら悪魔の支配する冥界を進行。冥界に隠された謎や、パーティービルドによるダンジョン攻略が繰り広げられる。

主人公レムリアは、宝石を集めてパーティーを強化することで、ダンジョンの攻略を目指す。本作では、ダンジョン内で宝石になったユニットたちを獲得できる。彼らには固有のステータスやスキルなどに加えて、シンボルが設定されている。

「シンボル」とは、同じシンボルを一定数パーティーに編成していると有利な効果が得られる仕組みだ。たとえばシンボル「ホワイト」が3つ以上揃っているとスキル発動時にHP回復、「貫通」が3つ以上揃っているとスキル威力が上昇する。また本作では、同じユニットを3体集めてアップグレードすると、ランクアップによって一回りキャラクターが強化されるとともに、ユニットのシンボルがパーティーに編成されていなくともカウントされるようになる。本作では、キャラクターを集めてアップグレードやシンボルの効果を発動させて、ダンジョンを攻略するのだ。

そのほかの要素としては、レムリアが戦闘をサポートする「ジェム」も登場。パーティー枠の解放、ショップでの買い物といったリソースの使い道を含めて、判断を問われる悩ましい瞬間も待ち受けている。また本作ではマルチプレイモードを搭載。オンライン協力プレイなどで、共にダンジョンに挑めるそうだ。

本作は、国内のゲーム開発会社アソビズムが手がけている。同社はスマートフォン向けの作品を中心に制作してきたが、2021年には本作の前作となる『ビビッドナイト』をリリース。同作は記事執筆時点で、Steamのユーザーレビュー1602件中90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

本作『ビビッドワールド』は、そんな好評を得た『ビビッドナイト』の後継作となるわけだ。本作ではメインのゲームプレイが、前作超えを目指してブラッシュアップされているという。弊誌がおこなったインタビューによると、装備品オーブの導入によるアップグレードのメリット増加などによって、パーティー強化の選択肢が増加。新機能として、ユニオンとなった2体のユニットが両方スキルを出すと発動する「ユニオンスキル」、視覚的な「バトルログ」やユニット出現率に影響する「ジュエリーパフューム」、段階的に要素を解放していくダンジョン拡張といったシステムも導入されている。前作からパワーアップしたゲームプレイに期待したい。

『ビビッドワールド』は、PC(Steam)向けに11月5日17時配信予定だ。通常価格は税込2300円。リリース時には10%オフのセールにより、税込2070円で購入できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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