マルチ対応ローグライクボードゲームRPG『ヴィラクタル』初の大型アプデ到来。魔竜の潜む新マップなど新要素たっぷり、こだわりブラッシュアップも光る
スティングは11月13日、『Viractal』の大型アップデート「氷封の魔竜」を配信した。

スティングは11月13日、『Viractal(ヴィラクタル)』早期アクセス版に向けて、アップデートver 0.2.0「氷封の魔竜」を配信した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)。
『ヴィラクタル』はローグライク要素をもつボードゲーム型RPGだ。薄暗い不思議な部屋で目を覚ましたプレイヤーは、ぽつんと置かれた一つのボードゲームをプレイすることになる。箱庭世界「ヴィラクタリア」に降り立ち、勇者となって旅していくのだ。

本作はカードバトルとボードゲームを融合したゲームプレイが特徴。デッキ構築による手札が戦いの鍵となる。ランダム生成されるマップと多数のユニークなイベントにより、豊富な戦略性とリプレイ性を楽しむことができる。また本作はオンライン協力プレイおよびボイスチャットにも対応。独自の特殊偽善者システム「悪魔のささやき」が生む駆け引きにより、自分だけ利益を得るといった裏切りも可能だ。
本作は9月19日に早期アクセスでリリース。Steamユーザーレビューでは55件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。6か月弱を想定している早期アクセス期間の中では、バランス調整やコンテンツの拡充をおこない、プレイヤーのフィードバックを得て開発を進める計画となっていた。
そしてこのたび本作初の大型アップデートとしてver 0.2.0「氷封の魔竜」が配信された。当初10月に予定されていたものの、ブラッシュアップを進めるために延期され、ついに配信に至ったかたち。氷封の魔竜ではまず、新ステージとして、雲に包まれた天空の世界「スカイハルモニア」が実装。新たなNPCや強敵と遭遇することになるそうだ。マップの奥深くにそびえる封印の扉の先には、“魔竜”が封じられているという。

また新キャラクターとして「商人マロン」が登場。ゴールドを稼ぐ能力に長けており、ドロップランクを攻撃力に変換するという独特な戦闘スタイルを持っている。なお商人マロンは「錬成台」で開放することにより使用可能となるそうだ。


さらに新たな施設として「鍛冶屋」と「廃棄屋」が追加された。料金を支払うことにより、デッキ内のカードを強化したり、不要なカードを廃棄したりできる。ただし、これらの施設は町ごとに利用回数が限られているといい、誰が何回使うかはチームで相談して決める必要があるだろう。
そのほか、バランス調整や不具合の修正など、細かな変更点は多岐にわたる。詳細はパッチノートを確認してほしい。なお本作に向けては3つの大型アップデートが予定されており、今回はその第1弾。残りの2回の大型アップデートも期待されるところで、今後もフィードバックを募りながら開発は進められていくのだろう。
『Viractal(ヴィラクタル)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は税込1980円だ。


