“逃ぐるも一手”すごろく風ローグライク『ゴールデン・ウォーデン』Nintendo Switch/Steam向けに3月6日配信へ。敵を倒すかスルーするか、臨機応変ダンジョン攻略

わくわくゲームズは2月17日、『Golden Warden(ゴールデン・ウォーデン)』を3月6日に発売すると告知した。移動と行動が一体になったカードを選んでダンジョンを突破する、すごろく型のターン制ローグライクバトルゲームだ。

わくわくゲームズは2月17日、『Golden Warden(ゴールデン・ウォーデン)』を3月6日に発売すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、価格は税込1200円。Steamではオリジナルサウンドトラックも同時発売予定とされている。

『Golden Warden』は、移動と行動が一体になったカードを選んですごろく風ダンジョンを突破する、すごろく型のターン制ローグライクバトルゲームである。本作でプレイヤーは名も無き冒険家として、お宝が眠るというダンジョンの奥深くを目指していく。


ダンジョンの内部は、マスごとに区切られた1本道となっており、敵が待ち受けている。プレイヤーは、移動と攻撃がセットになったアクションカードを毎ターン1枚選択。攻撃付きのカードで敵を倒しながら進んだり、ときには敵を倒さずに通り抜けたりなど、状況にあわせた行動をターンごとに選んで、危険に満ちたダンジョンを攻略するわけだ。

基本的な仕組みとしては、敵のいるマスへ進もうとした時には、移動の代わりにスラッシュが発動し、残り移動力分をダメージに変えて通り抜ける。ダンジョン内には、攻撃をしかけてくる敵や、ダメージや回復など特殊効果もつマスも存在。敵を倒して安全を確保するだけでなく、移動先なども重要になるのだろう。

本作には、それぞれ特性やカードが異なる複数のプレイヤーキャラクターが用意されている。たとえばナイトちゃんは最大HPが高く、エリア移動時にHPを回復。サモナーちゃんは味方を召喚して戦い、召喚した味方を消してシールドを獲得する。メイジちゃんは、マナを使って魔法を強化するといった特性をもつ。ダンジョンは挑むたびに構造が変化し、進んでいくと新しい武器やアップグレードなども獲得可能。好みのキャラクターやビルドで、ダンジョンの最奥を目指していくのだ。システム面では、直近のプレイ結果を確認できる機能も用意されている。色数の抑えられたドット絵のグラフィックや、色を変えられるカラーパレット機能なども特徴だろう。

本作は、xpii(えくすぴ)氏が手がけている。過去作としては、『Mochiba-chan』『Dodge Roll Dice』『Samurai vs Monoeye』といったゲームを制作してきたようだ。

本作『Golden Warden』は、元はゲームジャム「Game Off 2022」の参加作品として制作されたという。ゲームジャム版の公開後、少なくとも2023年ごろよりX(旧Twitter)上にて開発中の様子が公開されてきたが、今回有償版のリリース日が決定したわけだ。なお本作は、itch.ioおよびSteamにて体験版が公開中となっている。

Golden Warden』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに3月6日発売予定だ。通常価格は税込1200円。ニンテンドーeショップのページについては、後日公開予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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