“不思議のダンジョン系”RPG『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』4月30日発売へ。「GAMEPACK」収録作が、パワーアップして令和に蘇る
ダットジャパン株式会社は4月10日、『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』を4月30日に発売すると告知した。ローグライクRPG『ラミィの大冒険』シリーズの1作目および2作目をフルリメイクした作品だ。

ダットジャパン株式会社は4月10日、『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』を4月30日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込3980円。リリースからの2週間は、10%オフのセールも実施予定とされている。
『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』は、ローグライクRPG『ラミィの大冒険』シリーズの1作目および2作目を、雰囲気はそのままにフルリメイクした作品だ。公式説明では“不思議のダンジョン系RPG”とも説明されている。オリジナルの『ラミィの大冒険』は、1995年から順次発売されてきたゲームバンドル「GAMEPACK」の収録作の一つだ。GAMEPACKは、1998年に富士通のFMVシリーズへバンドルソフトとして付属。『エアホッケー』などと共に、多くのユーザーに親しまれていたという。
ゲーム内容としては、お転婆なトレジャーハンターのラミィが挑戦するたびに形状の変化するマップを突破していく、ローグライクRPGとなっている。プレイヤーは落ちているアイテムなどを駆使して、毎回異なる状況を突破。経験と運で最深部を目指す、ランダム生成ダンジョンの攻略が繰り広げられていた。また『ラミィの大冒険Ⅱ』では、1作目のあとの物語が展開されていた。なお2作目については、『ラミィの大冒険Ⅱ@GAMEPACK』としてMicrosoft Storeでの配信もおこなわれている。


本作『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』では当時の雰囲気はそのまま、ゲームエンジンにUnityを採用してフルリメイクされているという。
まずリメイクにあたって、操作性やUIなどのグラフィックが刷新されている。また新モード「チャレンジモード」では高難易度のダンジョンが待ち受けており、新規モンスターや新装備なども登場。同モードをクリアすると、追加ストーリーが見られるという。追加要素としては、敵のデータやアイテムの設定などが見れる図鑑機能や、ラミィのカラー変更機能、オンラインランキング機能なども搭載。当時の雰囲気はそのまま、新規要素や遊びやすい操作によってパワーアップを遂げた、現代向けのリメイク版となるわけだ。

Steamのストアページによると、本作はダットジャパンがパブリッシュ、HiBiGAおよびエクスデザインが開発を担当している。本作関連では、2024年9月に本作を含む「GAMEPACK」作品の再始動を目指すクラウドファンディングキャンペーンが実施。289人の支援者により418万円以上の資金を集め、本作の開発や『エアホッケー』webブラウザ版の大型アップデートが決定していた。また「GAMEPACK」の関連作としては、『エアホッケー ゆうしゃとマホウの森(仮)』が開発中となっている。
『ラミィの大冒険 1&2 リメイク』は、PC(Steam)向けに4月30日配信予定だ。通常価格は税込3980円で、リリースからの2週間は10%オフで購入可能となっている。また本作では、Nintendo Switch版が夏にリリース予定だ。