「FAIRY TAIL」の高評価デッキ構築ローグライク『FAIRY TAIL ダンジョンズ』Nintendo Switch版、来年1月8日発売へ。“超大型アプデ”でさらに進化する骨太迷宮攻略
講談社ゲームラボは12月10日、『FAIRY TAIL ダンジョンズ』Nintendo Switch版を2026年1月8日に発売すると告知し、あわせてSteam版にも大型アップデートを実施すると発表した。

講談社ゲームラボは12月10日、『FAIRY TAIL ダンジョンズ』Nintendo Switch版を2026年1月8日に発売すると告知した。発売にあわせてSteam版でも大型アップデートが予定されており、プレイアブルキャラクターの追加などがおこなわれるそうだ。
『FAIRY TAIL ダンジョンズ』は、原作の魔法を再現したマジックカードを集めてダンジョンを攻略していく、「FAIRY TAIL」のデッキ構築型ローグライク作品だ。本作のベースとなる「FAIRY TAIL」は、真島ヒロ氏による漫画作品だ。「週刊少年マガジン」にて2006年から2017年まで連載。さまざまな仕事を請け負う魔術師ギルドが存在する世界で、問題児だらけのギルド「妖精の尻尾」の滅竜魔導士ナツや星霊魔導士ルーシィなどの戦いが描かれていく。同作はテレビアニメ化やゲーム化など、多数のメディアミックスも実施。単行本の全世界累計発行部数は7200万部を突破しているという。


本作『FAIRY TAIL ダンジョンズ』では、突如ギルドの地下に不思議な扉が出現。ナツとハッピーが足を踏み入れると、扉の億には侵入者の力を奪う不思議なダンジョンが広がっていた。ナツは絶体絶命の状況を助けてくれたラビのため、ダンジョンの最奥を目指していく。
本作でナツたちは、不思議な迷宮の力により本来の力を失っている。そこでプレイヤーは、迷宮内を探索してデッキを強化。魔法のランタンの光が尽きないうちにナツたちを強くすることで、魔獣の徘徊する迷宮を攻略するのだ。バトルでは攻撃/防御/魔法など、カードによって行動を選択していく。特定の順番でカードを使用すると、マジックチェインが発生して大ダメージなどが狙える。また本作ではナツ以外に、ルーシィやウェンディ、エルザ、グレイなどが登場。ソロダンジョンの攻略によって鍛えたキャラクター3名で挑むチームダンジョンも待ち受けている。

本作は、真島ヒロ氏が自腹で1000万円を出すという「FAIRY TAIL」オリジナルゲームコンテストの受賞作品の1本である。『SOULVARS』を手がけたゲーム開発者ジーノ氏が開発。Steamにて2024年8月にリリースされ、記事執筆時点ではユーザーレビュー580件中92%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。プレイヤーからは「FAIRY TAIL」のゲームとしてはもちろん、ローグライク作品としても高く評価されてきた。
今回はそんな本作のNintendo Switch版に関する情報が公開されたわけだ。本作ではNintendo Switch版の発売にあわせて“超大型”と謳われるアップデートが実施予定となっている。まず新規プレイアブルキャラクターが5名追加となる。ピンチなほど強力な技が繰り出せるガジル、凍結によってクリティカルを叩き込むジュビア、サタンソウルでマジックカードが強化できるミラジェーン、雷撃で蓄積ダメージを与えるラクサス、強力な技を駆使して器用に立ち回るギルダーツが登場。ガジルとジュビアはゲームクリア後、ミラジェーン、ラクサス、ギルダーツの3名は追加コンテンツの攻略で解放されるそうだ。

またクリア後のやりこみ要素として、新コンテンツ「特殊迷宮攻略」や既存迷宮への高難易度などが追加。同じカードを再入手した際にカードのアップグレードが選べる機能や、攻略の履歴機能、遊びやすいカジュアルモードも追加。マジックカードは170種類以上追加予定となっており、既存キャラクターのカードや、真島ヒロ氏の漫画「RAVE」のハルが力を貸してくれるカードも含まれるそうだ。同アップデートは、Steam版にも1月8日に配信予定。Nintendo Switch版の登場にあわせて、本作の遊びが一段深まるわけだ。
『FAIRY TAIL ダンジョンズ』Nintendo Switch版は、2026年1月8日発売予定。またSteam版は、通常価格税込1420円で配信中だ。
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