金子一馬氏の新作ゲーム『神魔狩りのツクヨミ』正式発表、今春リリースへ。“金子氏を学習させたAIカネコ”が即興カードを創り出す、ローグライクカードゲーム

コロプラは3月31日、『神魔狩りのツクヨミ(じんまがりのつくよみ)』を正式発表した。ゲームクリエイターの金子一馬氏が携わるローグライクカードゲームだ。

株式会社コロプラは3月31日、『神魔狩りのツクヨミ(じんまがりのつくよみ)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Android/iOSで、2025年春に配信予定。基本プレイ無料(アイテム課金制)にて提供予定だ。

本作は、ゲームクリエイターの金子一馬氏が携わるローグライクカードゲームだ。公式説明では、カード創造ローグライクゲームと銘打たれている。本作の舞台となるのは、東京・湾岸エリアにそびえ立つ最新鋭の超高層複合施設「THE HASHIRA」。閉鎖空間と化したこのタワーマンションには異形の存在「神魔」が徘徊していた。プレイヤーは国家守護組織「ツクヨミ」の一員として、最上階にいるターゲット討伐のために行動を開始する。


本作は、性能の異なる複数のカードを駆使して敵とバトルしながら進むダンジョン探索型ゲームとなる。プレイするたびに入手するカードの種類やダンジョンの構造が変化するほか、バトルに敗北すると道中で入手したものはすべて失われ、スタート地点からやり直しとなるローグライクなシステムが採用されている。なお探索中には、道の分岐点や遭遇するイベントにてその都度プレイヤーは選択を迫られる。選択の積み重ねが、後々の攻略に大きな影響を及ぼすこともあるという。

敵との戦闘はターン制のカードバトルで、山札からランダムに配布されるカードを戦況に応じて使い分けていく。手札のカードを攻撃に使うか、防御に当てるか、1アクションで選択可能な点が本作の特徴。1ターンで攻防を同時に采配するスピーディーなカードバトルが繰り広げられるそうだ。


本作は、金子一馬氏が携わる「project MASK」として昨年5月に発表されたタイトルだ。金子氏といえば、アトラス出身のゲームクリエイター。『真・女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズなどの開発に携わり、イラストレーターとして悪魔のデザインなどを手がけたほか、一部作品ではプロデューサーも担当した実績がある人物だ。ベテランである金子氏が携わる新作として注目されており、このたび『神魔狩りのツクヨミ』というタイトルとともに正式発表されたかたち。

なお正式発表にあわせて、公式番組「『神魔狩りのツクヨミ』タイトル発表記念スペシャル」が公開されている。金子氏も出演し、ゲームプレイ映像やシステムの詳細などについて紹介。このなかではプレイ中の行動ログを参照して、オリジナルカードを創り出す「AIカネコ」なるシステムも紹介されているので、興味のある人はチェックしておくといいだろう。


神魔狩りのツクヨミ』はPC(Steam)/iOS/Android向けに2025年春に配信予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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