ファンタジーRPG『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスターSteam版、7月17日配信へ。仲間からの信頼が結末を変える、最大5倍速モードなどで遊びやすさアップ
国内のゲーム開発会社スティングは6月25日、『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスター版をSteamにて7月17日に配信すると発表した。通常価格は税込3400円で、7月30日までの期間はローンチセールとして20%オフとなる税込2720円で販売予定。なお本作リマスター版はNintendo Switch/iOS/Android向けにはすでに発売中。Steam版では、操作性がさらに向上しているそうだ。
『Riviera~約束の地リヴィエラ~』は、2002年にワンダースワンカラー向けとして発売されたファンタジー冒険RPGである。本作の舞台は、かつて神魔戦争と呼ばれる、神界と魔界の永い戦いがあった世界だ。神魔戦争後、神々は上級魔族インフェルノスを封印。浄化した魔界をリヴィエラと名付け、精霊たちの悠久の楽園にすると約束する。しかし約1000年が経過した頃、リヴィエラで封印されたはずのインフェルノスの存在が確認されてしまう。神魔戦争の再発による滅びを恐れた神界は、神界を守るべく神罰の発動を決定。告死天使を派遣し、リヴィエラを崩壊させようとする。
本作の主人公であるエクセルは、告死天使の1人だ。エクセルは神界の命を受けリヴィエラを目指していたが、妨害によって記憶を失う。精霊の住むエレンディアで目を覚ましたエクセルは、リヴィエラを守るべく行動。すべてを破壊する神罰を食い止める、旅と戦いが描かれていく。
エクセルは仲間と協力し、神罰による滅びを回避しようとする。本作では好奇心旺盛な女の子ルゥリや、心優しい少女フィア、攻撃魔法を使いこなす魔女のシエラなど多数のキャラクターが登場。エクセルは仲間と共に、探索や戦闘を繰り広げる。バトルでは、アイテムごとのスキルを活用して戦う。たとえば魔導書をもたせると、魔女のシエラにもたせると魔法を発動できるが、ルゥリにもたせると中身が読めないため物理攻撃が発動。特定のアイテムとキャラクターの組み合わせで発動する必殺技などもあり、キャラクターとアイテムの組み合わせが重要になるのだ。
要素としては、イベントで発生する選択肢によって、仲間キャラクターの好感度が変化。信頼度によってエンディングが変化する点も特徴だろう。また本作はワンダースワンカラー版の後、ゲームボーイアドバンス版やPlayStation Portable版なども発売されてきた。
本リマスター版は、あらゆる機能や要素を調整し、遊び心地を追求したバージョンとされている。要素としては、最大5倍速でのプレイモードやイベントスキップ、スキルをすぐ覚えられるブースト機能やオートセーブなどが追加。5種類の音源によるBGM変更機能や、イラストの高解像度化などもおこなわれており、美麗かつ遊びやすく調整されている。
またリマスター版は、2024年2月からNintendo Switch、5月からスマートフォン向けに配信されてきた。スティングの公式サイトなどによると、Steam版では操作性がさらに向上。多数の追加要素を加えたリマスター版が、さらに操作しやすくなってSteamでも配信されるようだ。
『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスターバージョンのSteam版は、7月17日に配信予定。通常価格は税込3400円となっており、7月30日までは20%オフの税込2720円で購入できる。また本作リマスター版は、Nintendo Switch/iOS/Android向けにも配信中だ。