Riot Gamesがゲーム内通貨の値上げ実施へ。日本では7%~20%の購入価格上昇


Riot Gamesは9月4日、同社が提供するゲーム内通貨の価格を調整することを発表した。日本時間9月19日をめどとして、一部地域では『League of Legends』のRPや『VALORANT』のVPなどの購入価格が上昇する。日本サーバーにおいても購入価格が上昇する見込みだ。

Riot Gamesのゲーム内通貨は、各ゲームにおけるスキンやエモートなどといった要素の購入に使うことが可能。ほかにもプレイアブルキャラクターの開放、バトルパスの購入にも充てることができる。


そのゲーム内通貨について、地域ごとに価格が調整されることが発表された。Riot Gamesはこの変更理由について、世界経済の変動に伴う為替レートや各地域の経済状況の変化に対応するため、としている。ほかにも地域間の価格のバランスを取ることにより、安く買える地域でゲーム内通貨を購入し、高額な地域でそれを販売し利益を得る、という悪用を防ぐ目的もあるとのことだ。

今回の価格調整において、日本サーバーではすべてのゲームで値上げがおこなわれる。『League of Legends』および『チームファイトタクティクス』では7%、『VALORANT』では20%の値上げがおこなわれる。また『レジェンド・オブ・ルーンテラ』では20%、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』は12%の値上げとなる。なお、各地域の詳細については公式サイトを確認されたい。


しかしながら、Riot Gamesによればこの上昇幅は「平均的な価格改定率」とのこと。セット内容や支払い方法によっては、値上げ率には多少の変動があるようだ。加えて、今回の価格改定にともない、すべての地域で同じセットが購入できるように、一部のセットに変更が発生することも予告された。

ちなみにこの変更に先立って、ゲーム内通貨の購入時に貰えるボーナスがさらに追加されるキャンペーンが実施される。たとえば『VALORANT』にて2000VPを購入する際にはボーナスで150VPが獲得できるが、キャンペーン期間中はボーナスが2倍の300VPとなる。この購入時ボーナス2倍キャンペーンと、日本サーバーにおける価格変更の具体的な日時については、今後各ゲームの公式SNSにて発表されるとのこと。気になる人は公式アカウントをフォローしておくとよいだろう。