デスクトップ上で遊ぶモンスター育成ゲーム『リフトキャスト』無料でSteam早期アクセス配信開始。『デジモン』風の“仮想小型ゲーム機”で遊ぶお世話&育成ゲーム
開発者のShiver氏は8月24日、『リフトキャスト(Riftcast)』をSteam向けに無料で早期アクセス配信開始した。本作はitch.io向けにも配信中。
本作は、小型携帯ゲーム機、いわゆるLCDゲームの影響を受けたという、デスクトップ上で遊べるモンスター育成ゲームだ。本作は小型携帯ゲーム機を模したウィンドウにて、十字キーおよびふたつのボタンをクリックすることで操作可能。液晶画面のようなグラフィックとなっており、LCDゲーム『デジタルモンスター』を彷彿とさせるゲームプレイを楽しめる。
本作ではReveriansと呼ばれるモンスターたちを収集・育成し、戦いや冒険を繰り広げることが目標となる。時間経過に応じてReverianが空腹になったりストレスを蓄積したり用を足したりと、状態が変化。Reverianの状態に応じて世話をしつつ、ミニゲームやクエストをこなしながら育成を進めるのだ。
プレイの開始時にはRedあるいはBlueからバージョンを選択。本作には現時点で合計135種のReverianが存在し、それぞれのバージョンで特定のReverianが登場しやすくなるなどの違いがあるそうだ。とはいえ、特定のバージョンでしか利用できないコンテンツはないとのこと。
また本作ではRevery ModeとGazing Modeの2種類のゲームモードが用意されており、Revery ModeではアクティブなReverianを選んでカジュアルに育成を楽しむことが可能。一方Gazing Modeはチーム全体の管理が必要となるなど、挑戦的なモードになっているそうだ。
本作は2022年にitch.ioやAndroid向けに無料でリリース。その後開発が進められ、先日8月24日に再ローンチ(Re-Launch)としてアップデートがおこなわれ、Steam向けにも無料で早期アクセス配信開始された。早期アクセス配信期間は“願わくば1年以内”とのことで、将来さらに2回の大型アップデートを経て正式リリースされる見込みだ。なお本作は無料で提供され続けることが明言されている。
正式リリース時までには、現状自動となっているバトルに要素が追加。Reverianへの命令・交代・アイテム使用といった操作や、オンライン対戦本格実装などが計画されている。また「できることなら翻訳もおこないたい(translations if I can manage it)」とされており、今後英語以外の言語にも対応するかもしれない。