セガは10月18日、アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の発売日を、2025年2月28日から2月21日に変更すると発表した。1週間の前倒しとなる。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。
本作は、真島吾朗を主人公とし、『龍が如く8』の後の世界を描くシリーズ最新作だ。記憶喪失となった真島はハワイの島に漂着し、ゴロー海賊団を率いて大海原を冒険する。また、狂犬・パイレーツ」という2つのスタイルで戦うバトルアクションや、やり込み要素満載のプレイスポットなども用意される。
今回、龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏が、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の発売日変更について説明。従来の発売日から1週間前倒しとした理由について、予定よりも開発がスムーズに進行しており、世界中のゲームユーザーの方に少しでも早く届けたいと述べた。一方で、「安心してそのあとやってくるゲームを遊んでほしい」「(本作の後で)ゆっくりと、狩りの世界にでも出かけてもらえたらと思います」ともコメントしている。
実は、変更前の発売日である2025年2月28日というと、カプコンの『モンスターハンターワイルズ』の発売日と同じ。そのまま発売すれば、大型タイトル同士でプレイヤーを奪い合う格好になる可能性があり、また開発が順調に進行していることもあって、あえて発売日をずらす判断をしたのだろう。
似た事例は他作品でもしばしば見られ、たとえば今年6月に発売されたアトラスの『真・女神転生V Vengeance』は、『エルデンリング』のDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」と同じ発売日だったところ、1週間前倒しされた(関連記事)。この際には特に理由について語られなかったが、龍が如くスタジオの横山氏はそれとなく『モンスターハンターワイルズ』を示唆しながら説明したかたちだ。
『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2025年2月21日に発売予定だ。