“ネットも通ってない”日本の田舎町復興経営ゲーム『復興しよう!温泉町』Steamストアページお披露目。虫や魚を売ったお金で店を買ったり道路を直したり

饼饼 Studioは3月7日、『復興しよう!温泉町(复兴吧!温泉镇!)』のSteamストアページを公開した。本作は寂れた田舎町を復興する経営ゲームだ。なおゲーム内は日本語に対応する予定。

饼饼 Studioは3月7日、『復興しよう!温泉町(复兴吧!温泉镇!)』のSteamストアページを公開した。リリース時期は未定。なお本作は日本語表示に対応する見込みだ。

『復興しよう!温泉町』は経営ゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。舞台となるは日本の田舎町「温泉町」。この町はインターネットの回線が通っていないくらいの僻地のようで、ほとんどの若者が町を出てしまい、閑散としているようだ。プレイヤーは、そんな町に引っ越してきた若者として、インターネットを繋いでSNSで人を呼んだり、稼いだお金を町に投資したりすることで、温泉町の復興を目指すこととなる。

ゲームプレイでは、虫捕りや魚捕り、花や野菜などの販売を通じ、金銭を稼ぐ。この金銭を使って町の屋台を購入。そしてお客を呼び、次はそれぞれのお店を再建し店員を集め、といった具合に、順々に復興を進めていく。また町の道路の維持といったインフラ管理や、SNSを利用したPR活動など、町の復興計画には、多岐にわたる行動が可能となっているようだ。

また町は車で散策可能。海辺の風景や、寂れながらも風情のある町並みを眺めに車を走らせてもいいだろう。そのほか自宅ではゆったりくつろぐ以外にも、遊びを通じてプレイヤーキャラのステータスを高めることもできるという。町の再建と家での休憩/遊びと、メリハリのある田舎暮らしをすることが大事になりそうだ。

本作を手がける饼饼 Studioは中国に拠点を置くインディーゲームデベロッパーだ。本作の他には、ゾンビと戦う2Dアクション『末日漫游指南』を開発中。ゆったりとした雰囲気の経営ゲームである『復興しよう!温泉町』と『末日漫游指南』ではまったく雰囲気が異なるものの、「癒し系のゲームも作ってみたい」という動機から本作が手がけられたようだ。

なお饼饼 Studioによれば、『クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」 ~おわらない七日間の旅~』や『Stardew Valley』といった落ち着いた雰囲気のゲームが大好きとのことで、そうしたゲーム群のエッセンスも取り込まれた作品になるのかもしれない。

『復興しよう!温泉町』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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