人気協力ホラー『R.E.P.O.』次の大型アプデで、死亡したプレイヤーが会話&ジャンプ移動可能に。頭だけになっても、仲間のためにジタバタ奮闘
『R.E.P.O.』の次回アップデートでは、死亡したプレイヤーが行動できるようになるようだ。

デベロッパーのsemiworksは9月12日、協力型ホラーゲーム『R.E.P.O.』の次回アップデート「Monster Update」にて実装される新要素を発表。死亡したプレイヤーが行動できるようになるようだ。
『R.E.P.O.』は「物理演算ベース」の協力プレイ対応ホラーゲームだ。本作では重さや当たり判定など、ゲーム内のオブジェクトがすべて物理法則に従って動く。プレイヤーの目的は、廃墟から貴重品をなるべく多く持ち帰ること。ステージに点在する貴重品にはそれぞれ価値がついており、落としたりぶつけたりすると、その数値がどんどん減ってしまう。プレイヤーは廃墟に蔓延るモンスターたちから逃げるか相対しながら、貴重品を集めて慎重に運ばなければならない。

本作を手がけるsemiworksは9月12日、次回の大型アップデートに関する情報をYouTubeに投稿した。それによると次回アップデートでは、死亡したプレイヤーが行動可能となる新要素が実装予定であるとのこと。
死亡したプレイヤーはバッテリーを消費することで、ジャンプ移動やマイク入力を使用した会話などが可能になるという。バッテリーは死亡した瞬間から徐々にチャージされるようで、死亡プレイヤーの頭部アイコンの「目の開き度合い」でチャージ状況を確認することが可能。バッテリーがゼロの状態では、会話や移動など一切の行動が出来なくなるようだ。
また前述のジャンプ移動を使えばトラック蘇生を目的に、マップクリア後のトラックへと飛び込むことも可能。ほかプレイヤーの手を煩わせることなく、みずから飛び跳ねながら脱出を試みることもできるわけだ。さらに死亡したプレイヤーがバッテリーを消費しておこなう会話は、モンスターたちにも感知されるとのこと。上手く使えば生存中のプレイヤーを助けるための陽動としても活用できるかもしれないが、声を出すことで生存中のプレイヤーにとばっちりが来るようなハプニングも発生しそうだ。

本作を手がけるsemiworksによると、死亡後におけるゲームプレイ実装はユーザーから熱望されていた要素だったとのこと。というのも本作は、現バージョンにおいては死亡後のゲームプレイが希薄で、死亡後は同じく死亡したプレイヤー同士で会話する以外に要素が存在していない。そのため死亡後に手持無沙汰になってしまう、というプレイヤーの意見が多く見受けられていたようだ。今回のアップデートではそういった死後のゲームプレイに深みをもたせる内容となっている。
モンスターの大量追加や新要素の実装がおこなわれる次回大型アップデートは、10月30日に配信が予定されている。次回アップデートに関する、さらなる情報に注目したい。
『R.E.P.O.』は、PC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中だ。