“ドット絵2.5Dグラフィック”SFアクション『REPLACED』来年3月13日についに配信へ。事故で人間の肉体に囚われたAIの戦い

Thunderful Publishingは12月5日、Sad Cat Studiosが手がけるアクションゲーム『REPLACED』を、2026年3月12日に配信すると発表した。

パブリッシャーのThunderful Publishingは12月5日、Sad Cat Studiosが手がけるアクションゲーム『REPLACED』を、2026年3月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|Sで、Xbox Game Pass向けにも提供予定。Steamストアページによると、日本では時差の関係で3月13日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、実際とはまた別の世界線上にある1980年代のアメリカを舞台にした、2.5DスタイルのSFアクションゲームだ。サイバーパンクかつディストピア的な世界観が特徴のひとつとなる。

『REPLACED』の主人公は、R.E.A.C.Hという名が付けられた人工知能だ。自らの意志に反して人間の肉体に閉じ込められた状態にある彼は、人間の生活に適用しようと奮闘しながら、自らを生み出したフェニックス社の邪悪な秘密を暴くことを目指す。

舞台となるのは、フェニックス社の拠点のひとつであるフェニックスシティと、その周辺地域だ。本作の世界は壊滅的な核爆発事故の発生によって退廃し、無法者たちがはびこっている。あらゆるものが腐敗と強欲によって支配され、もはや権力を持つ者たちは、人間たちとその臓器をただの“貨幣”としか見ていないという。

R.E.A.C.Hは、先述した核爆発事故の影響によって人間の肉体に囚われ、生き延びるためにフェニックス社から逃走したという背景がある模様。フェニックスシティには、ネオン輝く賑やかな地区もあれば、崩れかけの廃墟、ハブエリア的な場所となる廃駅などが存在し、逃亡者であるR.E.A.C.Hはそれらを巡り、多種多様な人物と出会う中で物語が展開していく。

また、敵対する人物とのバトルも本作の特徴的な要素となる。R.E.A.C.Hは銃を所持しているが、使用するには近接攻撃をおこなってゲージを溜めなければならず、1回銃を撃つとゲージはゼロになるシステムとのこと。近接攻撃を中心とした戦いを繰り広げ、ここぞといった瞬間に銃撃をお見舞いする流れとなりそうだ。また、敵の武装を解除したり、敵の武器を奪い取って攻撃したりといった要素も用意される。

本作は2021年6月に発表されたタイトル。、ドット絵スタイルを取り入れながらエフェクトも多用した美しい2.5Dビジュアルや、バトルでの流れるようなアクションなどによって大きな注目を集めた。当初は2022年内の発売が計画されていたが、その後延期が繰り返され、このたびついに発売日が決定した格好だ。

『REPLACED』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S向けに2026年3月13日に配信予定だ。Xbox Game Pass向けにも提供される。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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