ホラーゲーム『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』がSteamにて11月1日配信へ。実際に謎のゲームをプレイする、モキュメンタリー風作品

開発者のrentaka(れんたか)氏は10月25日、『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』を11月1日にリリースすると告知した。

開発者のrentaka(れんたか)氏は10月25日、『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』を11月1日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamのストアページが公開中となっている。

『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』は、失踪した人物のPCに残されていた不可解なゲームを探る、3Dホラーアドベンチャーゲームである。本作の世界では、ある人物の友人が失踪。友人のPCには、いくつかのステージで構成された謎のゲームが残されていたのだという。

また同ゲームは、失踪した友人の行方を探すために公開されたのか、作中では謎のゲームとして2019年頃に話題となる。インターネット上で考察がおこなわれるなど、友人の行方を探す研究がおこなわれてきたそうだ。ストアページ上には、関係者に誤解を招く可能性があることなども記されている。さらに、なにか心当たりがあった場合には、連絡がほしいのだとか。

謎のゲームでは、プレイヤーはいくつかのステージやテキストにアクセスできる。ステージとしては、スコアを稼ぐFPSステージ、マンションを歩き回り落とし物を探すステージ、草原を歩いてタスクをこなすステージ、不思議な空間で道を探すステージ、水の奥底へ進むステージが存在。統一性のないステージ構成や、散りばめられたテキストには、何らかの恐怖も隠されているようだ。

さらにプレイヤーは、そうした5種類のステージを含む謎のゲームから、隠された情報を見つけ出せるという。ストアページ上では、怪しげな文言の並ぶタイトル画面らしき画像や、窓に張り付く人影、霧のかかった橋など、不穏な気配の漂うスクリーンショットが掲載されている。謎のゲームは多くの人の手を渡ってきたというが、何が隠されているのだろうか。なお本作はフィクションである。動画配信についても、特に制限はないそうだ。


本作は、開発者のれんたか氏が手がけている。過去作としては、『滅茶苦茶呪われてるおばあちゃん家』『Purgo box』『The Glitch Prison』など、それぞれ作風の異なるゲームをリリースしてきた。本作は2024年9月にSteamのストアページが公開。公開時点では12月にリリース予定とされていたが、1か月ほど早いリリースが決定となったようだ。

『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』はPC(Steam)向けに、11月1日配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 2572